2024年2月
■2024年2月
メルセデス・ベンツ日本は、「メルセデス・ベンツGLC」に「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」と「メルセデスAMG GLC63 S E パフォーマンス」を設定して、2024年2月15日に発売した。
「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」は、最高出力310kW(421PS)、最大トルク500Nmを発生する2.0リッター直4ターボエンジンを搭載。スターターとジェネレーターを兼ねる「BSG」と「48V 電気システム」、9段の「AMGスピードシフトMCT」、フルタイム四輪駆動システム「AMG 4MATIC」を組み合わせたマイルドハイブリッドモデルだ。
もう一方の「メルセデスAMG GLC63 S E パフォーマンス」のパワートレーンは、最高出力350kW(476PS)、最大トルク545Nmを発生する2.0リッター直4ターボエンジンに交流同期モーターと9段の「AMGスピードシフトMCT」、AMG のパフォーマンス志向連続トルク可変配分四輪駆動システムの4MATIC+を組み合わせたプラグインハイブリッド。AMG自社開発の高性能バッテリー(6.1kWh)を搭載して、システム最高出力500kW(680PS)、システム最大トルク 1020Nmを発生し、0-100km/h 加速は3.5 秒と公表されている。
エクステリアデザインでは、ハイグロスクロームの縦ルーバーを備えたAMG専用フロントグリルを両車に採用。さらに「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」の専用デザインフロントエプロンは、左右にコの字型を描くハイグロスブラックの大型のフリックを装備している。「メルセデスAMG GLC63 S E パフォーマンス」には、専用フロントスポイラーリップや21インチAMGアルミホイールを採用した。
いずれのモデルにも直感的な行先案内が可能なARナビゲーションや片側100万画素以上のDIGITALライト、良好な取り回しや優れたハンドリングを実現するリアアクスルステアリングなど、フラッグシップモデルであるSクラス譲りの最新技術を多数採用。特にメディアディスプレイにクルマのフロント部分下方の路面の映像を映し出す「トランスペアレントボンネット」や、車両の傾き、路面の勾配等をディスプレイに表示する「オフロードスクリーン」を標準装備することで、オフロード性能の向上も図っている。
また「メルセデスAMG ペトロナスF1チーム」が長年のレースシーンで培ったノウハウを「メルセデスAMG GLC43 4MATIC」には「エレクトリックエグゾーストガスターボチャージャー」、「メルセデスAMG GLC63 S E パフォーマンス」には「AMG ハイパフォーマンスバッテリー(HPB)」の開発に活かしている。