acbcさん
メルセデスAMG Cクラス カブリオレ
グレード:メルセデスAMG C63 S カブリオレ_LHD(AT_4.0)
2018年式
乗車形式:マイカー
デザイン、走行性能、ステータスどれをとっても超一流。
2022.5.16
- 総評
たかがクルマに1,000万以上の大金を払える方にはおすすめします。
高い満足を得られるでしょう。
逆にクルマは移動手段、維持費や燃費を重視されるという方、また保管場所も選ぶクルマですので、そういったものを用意できない方には1mmもおすすめできる要素がありません。
それら全てがクリアな方には是非選択肢に加えてほしいクルマです。
人目を惹く流麗なデザイン、メルセデスというブランドバリュー、圧倒的なハイパワーにきっと満足するハズです。
- 満足している点
- オープン/クローズドどちらの形態でも美しく優雅なシルエット。
AMGメルセデスの圧倒的ブランド力/ステータス。
まず煽られるようなことはないし、車線変更時に入れてもらえないなんてこともない。
そして他車の追従を許さない510馬力のハイパワー。
後席もしっかり造り込まれていて、大人4人がゆったり乗車できる実用性も備えており、足としての普段使いができる優秀なパッケージ。
- 不満な点
- エアプレッシャーセンサーが無い。
トランクの開口部が狭く、レジかご以上の大きさの物は入れることができない。
が、正直不満というほどの問題でもない。
- デザイン
-
5
- C63専用のワイドボディ。
臙脂のソフトトップ。
黒/赤のコンビレザーシート、同赤ステッチで仕上げられた内装。
おしゃれすぎる。
オープンにした姿は元より、クロースドにしても美しい。
特にリアフェンダーからトランクリッドにかけての流れるような曲線美が何時間でも眺めていられるくらい美しい。
どうしたらこんな線が描けるのだろう。
もはや自動車芸術。
- 走行性能
-
5
- 9速ATとツインターボのお陰で、発進から巡航速度までまったくギクシャクした感じがなく、非常に滑らかでマイルド。
ターボラグもまったく感じないので、ターボ車に乗っているという感じがしない。
しかし明らかに速い、バカっ速い。
4.0Lの排気量のお陰で、トルクフルなため、発進加速も低回転でスムーズ。
オープンボディとは思えない強靭な剛性を持っており、ワインディングでも軋みひとつ言わさず安定した走行をみせる。
文句のつけようがない。
- 乗り心地
-
5
- 乗り味は4つのモード(コンフォート、スポーツ、スポーツ+、レーストラック)から選択でき、それぞれダンパーの減衰力、マフラーの音質が変わり、それぞれ独立して設定も可能。
パッセンジャーがいる時は乗り心地重視のコンフォートにするなどして調整できるので、あらゆる人の好みに合わせられる。
- 積載性
-
2
- トランクの開口部は狭いが、オープンにすれば後部座席に上から荷物を積めるので、それほど苦にならない。
そもそも荷物を運ぶためのクルマでもない。
- 燃費
-
1
- 4.0L V8 ツインターボで、燃費がいいわけない。
もはやタンクに穴が空いているレベルの燃費だ。
しかも吟醸酒(ハイオク)しか飲まない。
ただ、そもそも燃費などとちまちましたことを気にする人が買うクルマでもないので、正直どうでもいいだろう。
悪くて結構。
その代わり、圧倒的なパワーとステータスがあって余りある。
- 価格
-
1
- ワンオーナー3年落ちのサーティファイドを買ったが、それでも1,100万円超え。
新車価格がオプション含む総額約1,800万円だったことを考えれば、充分にお買い得と言えるが、一般常識からすればとんでもなく高額であることは間違いない。
いいクルマではあるが、おいそれとおすすめもできない。
- 故障経験