メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「究極の街乗り車」のユーザーレビュー

究極の街乗り車

2024.3.31

総評

輸入車入門向けの車だと思います。これから乗る方は故障が心配かもしれませんが、駅までの送迎などの近距離使用でも故障はしませんでした。消耗品交換頻度は高めと感じるかもしれませんが、国産車も輸入車と同じくらいメンテナンスしないと10万キロでヘロヘロお疲れ車になりますからね。
色々書き連ねましたが、たまたま私が壊れなかっただけかもしれませんし、輸入車アレルギーの方は多いので無闇矢鱈に勧められないです。多少、維持費はかかる覚悟の上で乗ると案外かからないと思います。
車自体の出来はかなりレベルが高いです。

満足している点

運転のしやすさがピカイチ。ボンネットが長いから運転がしづらい！と決めつける風潮がありますが、ボンネットが見えることによる見切りの良さを教えてくれます。(言われてみれば教習車はトヨタコンフォートでした)小回りが利くので、都内の住宅街でも全然怖くありません。コンパクトミニバンのホンダ・フリードよりも小回りが利くのです。(レンタカーで借りて経験済)

不満な点

ラゲッジのホイールハウス部分内装の出っ張りをもう少し小さくしてほしい。絶妙に邪魔でした。

デザイン

3

古臭いデザインなのが、私にとってはツボです。横から見た時のシルエットが気に入っていました。

走行性能

4

パワーも1.8Lターボなので踏めば前に出ますが、高速ではパワー不足だなあと思う事もしばしば。逆に山では頭が軽いのでスポーツカー顔負けの良い走りをしてくれます。
ワゴンでも走る・曲がる・止まるを高次元で実現している車だなあと思います。どこをどのように走っても不安要素は無いです。

乗り心地

4

認証タイヤというのもありますが、非常に良かったです。AMGパッケージなので少し硬いかもしれません。

積載性

4

後部座席を倒せば、長さ1700mmにカットした合板は平積みできました。
後部座席を倒さずとも大型キャリーを縦に積めば3つ積めて、余ったスペースに各々のリュックを積んで帰省に旅行に行けます。
4代目BPレガシィと同じくらいの容量ですね。

燃費

3

一切アイドリングストップ使わずに乗って、街乗りは8-10km/Lってところでしょうか。高速だと14-15km/Lなので今どきの車に比べると悪いですね。運転のし易さと引き換えだと思っていたので気にしていませんでした。
渋滞の多い埼玉県だとHV車に乗らないと似たようなものかと…

価格

5

認定中古を込み込み150万円で買ったので、コスパは良かったです。ガソリン車のカローラツーリング新車が値引き後270万円と言われていたので、こんな静かでいい車がこの値段は逆にどうなの？って思っていました。

故障経験

故障はありませんでしたが、ブレーキ関係部品の交換頻度が高め。ヤナセでは交換時は低攻撃パッドを勧めているようです。確かに200キロからフルブレーキ想定のパッドは日本では不要ですもんね。
ネットでよく挙がっているECUオイル回りは私の車では全く起きていませんでした。