メルセデス・ベンツ Cクラス ステーションワゴン 「2年間乗ってみて」のユーザーレビュー

2年間乗ってみて

2021.7.9

総評

9万キロオーバーの車体を購入し約２年経ちましたが、故障と言う故障はありませんでした。冷却水漏れはあるのですが、部品の劣化によるものなのでこれは仕方ないと思っています。それと、ブラインドスポットが使用出来ませんのメッセージが何回か出た事があります。主に洗車をした後、雨の日に大きい水たまりを踏んだ後に出やすい傾向があります。多分ですが、センサーに水がかかることにより使用出来なくなると思われるのですが、しばらく走っているとメッセージは出なくなり、通常通りに使用出来るようになっています。

剛性は高く、常に包まれている感はあります。走行距離は11万を越え、発売されてから7年程経っていますが、車体のへたり感はあまり感じられません。

高速性能は高いですが、街乗りは並かと。出足がもっさりしているので、街中だけでしたら日本車とかの方がよっぽど走りやすいように思います。

ATがガサツな感じがします。過去に試乗したB6型のパサートヴァリアントのATの方が滑らかでしたね。同じ年式でしたら、VW、アウディ、BMの方がATは滑らか、かつ燃費も良いかもしれません。

私自身輸入車を購入したのがこの204が初めてでしたが、輸入車入門編にはとても良い1台かと思います。新車価格ですと400万オーバーですが、現在中古車で100万程で購入できる物も多いので、ベンツってどんなものなのかなと買うにはお買い得な車種ではないでしょうか。

これは、普段私個人として気をつけていることですが、

① アイドリングストップは使わない

車体への負担も大きく、故障に繋がる可能性があるのではと考えているからです。

②AT操作はワンクッションおいてから

バックする時などのAT操作は車が停止してから操作するようにしています。

③エンジンを暖めてから発進

今の時代、エンジンを暖めないで発進しても問題ないと思うのですが、夏場でも2～3分、冬場は、水温計が動き出してから発進させるようにしています。

④急アクセルはしない

アクセルベタ踏みな操作は部品類にも負担がかかると思うので、極力しません。

⑤ある程度エンジンを回してあげる

どうしてもカーボンが溜まりやすいと思うので、意図的にアクセルを吹かしてエンジンを高回転まで回すというよりは、80キロから120キロの間の速度で一定時間走行してあげるようにしています。

⑥出来るだけ毎日走行

車は走らせないと湿気が乾かないでトラブルの原因になったりするようなので、基本的には毎日走らせるようにしています。特に輸入車は湿度に部品が弱いように感じますので、車体に熱を入れるという意味で毎日走行しています。

⑦エンジンオイル交換はまめに

5000キロごとにエンジンオイル交換をしています。ロングライフとも言われていますが、アウトバーンと違ってストップ&ゴーが多い日本ではこまめに交換してあげる方が良いと思います。

⑧エアコンは常時ONで

これは絶対ではないと思いますが、エアコンをつけていない時期があり(冬場など)、コンプレッサーが止まっている状態が長い場合コンプレッサーが壊れやすくなると聞きました。コンプレッサーは回転する事で油を潤滑させているようなのですが、長い間使用してないと回転部に油がきれた状態になり壊れやすくなるそうです。


以上が普段気をつけている事になります。

このワゴンを降りてしまったらしばらくはワゴンに乗れなさそう(妻からの要望😅)なので、まだしばらくは大事に乗りたいと思います🍀

満足している点

-

不満な点

-

デザイン

4

206も発売され古くなってきた感は否めないですが、もう今後出てこないであろう角ばったデザインがいいですね。内装もシンプル、メーターも見やすく気に入ってます。

走行性能

3

乗り心地

2

私のは素の204ですが、それでも硬めな方かと。乗り心地は良いとは言えないと思います。

積載性

3

ステーションワゴンなのである程度の荷物は乗りますが、後部座席は狭いです。大人4人乗車が多い方にはおすすめしません。

燃費

2

燃費は街中でリッター8～9キロです。一年中エアコンをつけているのもありますが、この年式にしては良くない方だと思います。

価格

2

故障経験