マツダ ロードスター 「現代を生きるロードスター 」のユーザーレビュー

OSARG OSARGさん

マツダ ロードスター

グレード:NR-A(MT_1.5) 2022年式

乗車形式:マイカー

評価

5

走行性能
5
乗り心地
5
燃費
5
デザイン
5
積載性
5
価格
5

現代を生きるロードスター

2022.7.6

総評
ハイテクな「ロードスター」です。ボタンも機能も、NBの頃とは比較にならない充実ぶりです。それがいいかどうかは、今後乗り続けてからの評価となります。

プラチナクォーツメタリックのボディカラーを選択しましたが、卒倒しそうなくらいエレガントです。
この色のロードスターは、自分の車が来るまで実物を見たことがなかったので、あまりの美しさにr@yuz\uiebf$hia#seq......

...失礼。言葉を失いました。
それくらい美しすぎて鼻血が出そうです。

NR-Aは結構「ドコンッ!ガツンッ!シャキーン!」な乗り心地です(NBよりは数段快適)。しかし、そのフィーリングが欲しくてこのグレードを選びましたので、とても満足しています。
俊敏に、意図した通りに動くので、運転が下手な自分でも「スポーツカーを転がしてる」感を味わうことができ、満足感と優越感に浸るどころか溺れそうです。

電スロのため、やはりNBから比べると人の感覚からのズレがあります。
アクセルを煽る、鋭く踏む、といった時にワンテンポ、感覚とズレます(リニアでない、と言った方がわかりやすいかもしれません)。
これはこの車に合わせて自分が変わっていかなければならない点だと思います。

唯一、これはロードスターの欠点ではないですが、オートライト義務化のために夜間走行中はヘッドライトがOFFにできません。車幅灯だけで走行したいケースが確実にあるのですが...
住宅地での駐車時や、高速での「譲り合い」の際のヘッドライト消灯ができないので、とてつもなく不便を感じています。

総じて、NDロードスターは現代を生きるロードスターです。NAの幻影を追うような車ではないと確信しています。
守るために変えていくの言葉の通り、現代社会の中で「ロードスター 」とはどう在るべきか?を本当によく考えられた、素晴らしい車です。

数ある車の中からロードスターに惚れて、長く付き合っていくまでに心酔できることに喜びを感じます(それはつまり、ロードスター地獄を満喫しているとも言います)。
満足している点
NAから続く、マツダの「ロードスター」であること。この一言で全て説明できます。
不満な点
ロードスター。乗り換えでなく増車してしまった...

マツダ地獄ならぬロードスター地獄という名の天国に昇天してしまう点。
デザイン

5

言葉になりません。
まず、色の選択が自分の好みにドンピシャすぎました。
次にボディの造形がため息と一緒に内臓が全部出そうなくらい美しいです。
特に気に入っているのは運転席から見るサイドミラーの景色です。
リアフェンダーの「ブリン!(右)、ブリン!(左)」としている様はよそ見運転不可避です(安全運転に努めます)。
ドライバーだけが見えるこの景色は最高だと思います。
走行性能

5

コーナーリングの気持ち良さ(自分が想像するように車が曲がっていく気持ち良さ)は正にロードスターだなあ、と思います。

NDが優れているのは、そこにパワーが伴っている事かと思います。正確にはパワーというより、電スロとエンジン特性によってある程度の範囲内では非力さを感じさせない演出がされているような感触があります。
本当に自分のような下手くそにも懐が深い、よくできたスポーツカーだと思います。
乗り心地

5

NR-Aなので他のグレードよりも衝撃は伝わってきます。
しかしそれが不快かというとそうではなく、「スポーツカーに乗っている」というある種の高揚感を与えてくれています。
ゴツゴツはしますが、NBの時代のような常にブルブル震えているような乗り心地ではなく、非常によくできたシャーシだと思います(ただし、自分はNBの1/1プラモデル的な乗り味大好き人間なので、評価の基準が違うかもしれません)。
積載性

5

これは凄い。NBに乗り慣れているので、スペアタイヤのなくなったトランクは深く容量があり、どれだけ積んでも一杯にならない四次元ポケット感があります(この時点で評価基準がおかしい)。

また車内には運転席と助手席、センターコンソール後ろの3箇所にボックスがあり、なおかつセンターコンソールも備えていて、これ以上何を望むのか?というくらい、自分には充実していると思っています。

ロードスター以外の車を乗られていた方には全く参考にならない意見だとは思います。
燃費

5

納車後、満タンから高速600km、下道150km程度走って再度燃料満タンにしたときに計算すると、驚異の21.9km/Lを叩き出していました。慣らし運転中とはいえ、NBから比べると異次元すぎる燃費に目を疑いました。これならハイオクになってもNBより燃料代は安くなります。

燃料はどちらもセルフスタンドで入れたので、ほぼ実燃費と思っていいと思います。すごいな、ND。
価格

5

自分は「ロードスター」であるというだけで満足する人間なので、コスト300万円に対し、効果(満足度)は無限大です。
そのため費用対効果R=♾/300万円=♾となり、発散します。星は5でも足りないくらいです(じゃあ1000万円のロードスターだったらどうよ?と言われると考え込んでしまいますが)。
故障経験
残念ながら納車後すぐに壊れた部品がありました。自分の頭です。

見て美しい、乗って楽しいロードスターを目の前にして脳みそが正常ではいられなかったようです。
早くロードスターのパーツの一部となれるように運転技術の向上に励みます。

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