マツダ MAZDA6 セダン 「コストパフォーマンスに優れるDセグメント」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

西川 昇吾
西川 昇吾(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

4

デザイン
4
走行性能
4
乗り心地
5
積載性
4
燃費
4
価格
5

コストパフォーマンスに優れるDセグメント

2022.1.21

年式
2019年8月〜モデル
総評
Dセグメントのセダンorワゴンは日本市場で物好きが購入するジャンルとなってしまっているが、その中でも随一のコストパフォーマンスを誇っていると思う。欧州車を検討している層は一度実車を見てみて欲しい。
満足している点
500万円クラスと言われても見劣りしない質感の高さと、走行性能の高さを持ちつつ、300万円弱から価格設定が設定があり、非常にコストパフォーマンスが高い点が好印象。
不満な点
大きく気になるポイントはない。しかし、同社のスカイアクティブXがラインアップされていたら、より魅力的なモデルとなるのではないかとも思う。個人的には年次改良での追加に期待したい。
デザイン

4

マツダのデザインコンセプト「魂動デザイン」が採用されているが、そのデザインに賛同できるのであれば、上品で良いデザインと言える。全体のシルエットも非常にバランスが取れている。
走行性能

4

2.5Lターボに2.2Lディーゼルとトルクに優れるエンジンラインアップが用意されていて、加速性能は申し分ない。FFであることにネガを感じる人もいるかもしれないが、そこはあまり実感しにくいポイントではないかと思う。
乗り心地

5

近年のマツダ車全般的に言えることではあるが、乗り心地は価格を考えたらとてもいい。MAZDA6の場合、剛性や遮音性に優れたセダンボディであるため(ステーションワゴンもあるが)、基本的な乗り心地の良さも相まってより一層優れていると言える。
積載性

4

積載性に関して大きく不満が出ることはないだろう。当然だがワゴンの方が積載性に分がある。なお、セダン、ワゴン共にトランクに何か特出した特徴があるわけではない。
燃費

4

ハイブリッドには敵わないが、現行のガソリンorディーゼルエンジンモデルということを考えると、このクラスとしては比較的良好な部類と言えるのではないか。過度な期待をしてはいけないが、大きく裏切られることもない。
価格

5

内外装の質感、走行性能などを考えるとこのクラスとしてはコストパフォーマンスが高い1台と言える。パワートレインのラインアップが豊富にあるため一概には言えないが、Dセグメントのセダンorワゴンが300万弱からの価格設定はとても魅力的だ。
西川 昇吾
西川 昇吾
自動車ジャーナリスト
1997年生まれ、大学時代から自動車ライターとしての活動をスタート。現在はWEB・紙の各種媒体で様々なジャンルの記事を執筆するほか、車両解説動画にも出演し、喋りの分野にも挑戦中。愛車のマツダ・ロードスターで定期的にサーキット走行をし、ドラテクの鍛錬も忘れない、目指すは「書けて、喋れて、走れるモータージャーナリスト」
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