マツダ ユーノス500 のみんなの質問

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バブル期のMAZDA車といえば、「アンフィニ」・「オートザム」・「ユーノス」の名を掲げて「MAZDA」の表示を掲げていなかった車が多くありましたが、何故このような車があったのですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

バブル時代は、高額な高級車でも店頭に並べれば、黙っていても売れていく程、景気が良かったのですが、マツダもそのバブル景気に乗って、積極的な拡大政策の下、販売チャンネルの多チャンネル化を目指しました。

ただし、それまでの世間一般のマツダに対するイメージはあまり良くなかったので、特徴ある新しい販売チャンネルを作り、イメージ一新を狙いました。

従来の「マツダ店」の他に、
「マツダオート店」を改称した「アンフィニ店」、
高級感を出した「ユーノス店」、
軽自動車、コンパクトカーの「オートザム店」、
マツダ製フォード車を中心とした「オートラマ店」

という具合に、トヨタと同じ5チャンネル制としました。

ところが、これが完全に裏目に出ました。

間もなくバブルが崩壊し、景気が急速に後退しました。
更に、元々、トヨタ程の車種を取り扱っていなかったマツダは、急に拡大した各チャンネルに販売車種を供給するため、短期間でたくさんの新モデルを登場させました。

でも、トヨタのようには行かず、完成度があまり高くない中途半端な車種ばかりが増えてしまう結果となりました。

この時期のマツダを象徴する車は、「クロノス兄弟」です。
かつての基幹車種で長らく販売していた「カペラ」をフルモデルチェンジする際、当時の流れに乗ってワイドボディーの3ナンバーとし、V6エンジンを中心としたモデル展開とし、更に長らくファンから愛されてきた「カペラ」の名前を捨てて「クロノス」としました。

クロノスには、各チャンネルに供給するため、たくさんの兄弟車が作られました。

マツダクロノス (マツダ店)
マツダMX-6 (マツダ店)
アンフィニMS-6 (アンフィニ店)
アンフィニMS-8 (アンフィニ店)
ユーノス500 (ユーノス店)
オートザムクレフ (オートザム店)
フォードテルスター (オートラマ店)
フォードプローブ (オートラマ店)

これだけの車種に販売しても、新しいチャンネルの知名度不足もあり、販売実績は惨憺たる結果に終わり、その後の経営危機へと繋がりました。

この多チャンネル化失敗は、「クロノスの悲劇」として、マツダの黒歴史として語られる事になりました。

質問者からのお礼コメント

2020.6.2 23:14

当時はダサくても、今となっては懐かしがられる傾向にあるようですね。
私も何台か欲しくなりました。

その他の回答 (1件)

  • バブルの最中、イケイケなマツダが販売チャンネル(トヨタならカローラ店等)を増やそうとしたからです。
    まあ、景気の低迷に伴い失敗したんで撤退となります。

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