LLCのリザーバータンクからLLCが溢れていました。 一昨日、オーバーヒートを起こしたんですが、ラジエター内とリザーバータンク内がカラでしたので、規定値まで補給して様子をみたのですが、

Question

走行中は水温計の針も中間を示しておりごく普通に３０K程走行して自宅で再度確認したところ、リザーバータンクからLLCが溢れ出していました。この時点では ラジエター内LLCは入っていました。
エンジンを止めてしばらくすると、リザーバータンク内のLLCはラジエター内に吸い込まれたみたいでリザーバー内はカラになりました。
考えられる原因はなんでしょうか？
車は、マツダキャロルH７年AA6PA、NAのATでオドメーターは８６０００Kです。
わかり易いご回答、ご教授の程 宜しくお願い致します。

Answer 1

某メーカーエンジニアです。

通常、まったくの空からLLCを入れると90～95%くらいまでしか入りません。
残りの5～10%はエンジン内に空気が残っています。
きちんとエア抜きをしないと、エンジンをかけて温度が上がると空気が膨張してリザーバータンクからLLCがオーバーフローします。
完全暖気をして空気がラジエター上部に集まり、エンジン停止して冷えると今度は収縮してリザーバーからLLCを吸い込みます。

よってnasa_cb_redさんの車の状況は通常です。
何度か完全暖気・冷却を繰り返すとエア抜き完了です。

ただし、オーバーヒートしてLLCが無くなるって一般的に考えると、熱でシリンダーヘッドとシリンダーブロックが変形をして、間のヘッドガスケットでシールができなくなってLLCが減るってことが考えられます。
①LLCが燃焼室側に入って燃えたのなら、排気ガスに白煙が混ざります。
②LLCが外に漏れたのなら、エンジンルーム内への漏れをチェックすればわかります。
③LLCがオイル通路にもれたのなら、オイルのフィラーキャップ（補充するキャップ）をあけてみたら、白いエマルジョン状（どろどろ）のオイルが付着していると思います。
①・③であればエンジンブローする可能性があります。
②はLLCを補充していけばブローする可能性はすくないと思います。
ただし、どちらにしてもディーラーや行きつけの工場に相談してオーバーホールなどの手を打ったほうがいいと思います。

質問者からのお礼コメント

皆様のいろいろなアドバイス、とても参考になりました。
アドバイスして下さった皆様をBAに選びたかったのですが、とてもわかりやすかったのでこの方にさせていただきました。皆様、有難う御座いました。

Answer 2

まずラジエータキャップの点検ですね。

ヘッドガスケット云々を疑うなら、キャビテーションなどを見ますが・・・
リザーバーのＬＬＣが綺麗に吸い込まれているのなら、漏れが無い証拠。
漏れていればそこから空気を吸うので、リザーバーの液は減りませんからね。
心配無用と言うわけじゃなく、可能性を疑うなら後回しかと思います。

Answer 3

いなかのくるまやです。

おそらく、それはヘッドガスケットが逝ってます。

燃焼室内の爆発圧力が冷却水流路に噴出してる状態・・。
その圧力で冷却水が押されリザーバーから溢れ出ます。

冷却水を足しても足してもエンドレスで溢れます。

要ヘッドガスケット交換＆シリンダーヘッド平滑研磨。
それだけで済めばラッキーレベル。

修理代＞車両残存価値なのが確実・・・。

残念ながらＨ７年のＡＡ６ＰＡなら代替を決断したほうが得策です。

どこかの整備屋にでも尋ねてみてください。

Answer 4

空ということで入れた場合、水路にまだ空気が残っています。それがエンジンをかけたことによってブクブク出てきてリザーバー内でいわゆる水が暴れていたのでしょう。リザーバーに補水を繰り返してして減らなくなってからもあふれるようでしたら1回点検を。

Answer 5

ラジエターキャップの不具合ではないですか？