オートザムはマツダの別ブランドでしたが、どうしてキャロル/クレフ/AZ-3/AZ-1/スクラムシリーズは不人気だったのか具体的に教えて下さい。

Question

Answer 1

当時のオートザムは車種以前に、昔からの町の修理工場兼軽自動車屋さんのようなところをオートザムフランチャイズとする展開が主だったので、ディーラー自体が立派なショールームってとこが圧倒的に少なかったことがオートザムブランド展開が上手くいかなかった原因としてあります。

・キャロル
マツダとして久しぶりの軽自動車復活だったのでそれほど車好きではない人達にはそれほど知名度が広まらなかった。また、中身がスズキ製ってことが周知の事実であったのでスズキアルトより割高感があった。でもこの中では売れた方です。

・クレフ
これに限らずクロノスの悲劇と言われる、クロノス・ユーノス500・フォード テルスターも全然売れなかったです。あまりにも無理がありすぎる5チャンネルディーラー展開で、このクロノスファミリーだけがすべてのディーラーに投入され、ユーザーとしては訳がわからんって混乱したことが原因と当時の業界では言われてました。

※クロノスの悲劇の解説です
https://bestcarweb.jp/feature/column/110043

・AZ-3
全く同じ形のユーノスが1.8ℓV6エンジンという意欲的なエンジンのラインナップがあったのに対し、差別かなのかAZ-3は1.5ℓ直4エンジンのみという謎の展開でした。末期近くになってV6もAZ-3として投入したのですが時すでに遅しでした。

・AZ-1
同時期の軽スポーツのビート・カプチーノに比べ、ガルウィングありきのあまりの乗車性の悪さ・ガラス窓が数センチしか降りない料金所でのあまりにも使い勝手の悪さ・真っ直ぐ走らないと評論されたジャジャ馬を通り越した危ない操作性など、いくらバブル弾けかけの浮かれていた車好きでもチョット・・って敬遠するユーザーが多かった。でも現代の中古車市場では高値で取引されてます。

質問者からのお礼コメント

納得いきましたもの