マツダ カペラ 「田舎者が新幹線で上野に出てきて「おのぼり...」のユーザーレビュー

田舎者が新幹線で上野に出てきて「おのぼり...

2007.3.15

総評

田舎者が新幹線で上野に出てきて「おのぼりさん」になり、慌ててブランド品で身を固めたように、田舎の車が「俺ら東京さ行ぐだ」と慌ててMOMOとRECAROでおしゃれをしたようなおのぼりさんグルマ。しかし、乗ってみると良くできていて運転しやすく、速い。服装も言葉も田舎者丸出しだが、実は勉強が出来るので東大に合格してしまうような田舎秀才を車にしたような感じ。

満足している点

マツダが本気を出せばこれほど良い車を作れるのか！と思える出来の良さ。MOMOのステアリング、RECAROのシートも素晴らしい。ごく平凡なSOHCの直4のターボだが、ラグがほとんどなくて予想以上に速い。当時、いすゞピアッツァのイルムシャーターボとともに、「ただの直4のSOHCターボだけど、ゼロヨンは15.5秒くらいで、最高速は205キロくらい出るから結構速い」と言われた時代の、「遅そうで速い」車。運転も非常にしやすい。まだ「ツーリングワゴンが市民権を得ていなかった時代」「荷物の積める車が欲しいけど、ワゴンは商用車みたいなので嫌だといわれた時代」の車なので、5ドアハッチバックだが、使い勝手は良い。「カペラは冴えないけど、ヨーロッパでは名車なんだよね」と言われていただけある隠れ名車。

不満な点

スタイルは、何となくヨーロッパでウケそうなデザインをあしらっただけで芸がない。特に、ガンメタの5ドアハッチバックは「ドジョウ」そのもの。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験