ニックネーム非公開さん
マセラティ ギブリ
グレード:標準車_LHD(AT_2.8)
1996年式
乗車形式:その他
色々あったが、総合的に大満足だった。手放したが、もう一度乗りたい車と思う。2年半ほど乗ったが、子供が大きくなって、クーペの後部座席には不便が感じてい
2008.8.26
- 総評
- 色々あったが、総合的に大満足だった。手放したが、もう一度乗りたい車と思う。2年半ほど乗ったが、子供が大きくなって、クーペの後部座席には不便が感じていなかったら、まだ乗っていたかもしれないね。
よく壊れていたが、車が壊れると本当にブルーに入るね。家族からの評判もガタ落ち。幸い妻も運転好きで、走りに関してはなかなかご満悦だが、財布の紐を緩まないといけない時になると、色々言われる。
コーンズの純正部品はぼったくりくらい高かった。自分ではリビルト品を使ったり、海外から純正OEM品を調達していた。例えばリアーダンパーだとコーンズ純正で一本10万ほどですが、アメリカのマセパーツ屋は250ドル一本ですね。修理することに対してそれほどいやじゃなければ、ある程度の出費でマセラティの維持ができて、マセの素晴らしい世界が味わえるぞう。
4万キロで購入し、二年半で2万3千キロ走行した。参考までに壊れて交換した部品はこれら:O2センサー(アイドリング維持できない)、リアーダンパー二本(オイル漏れ)、燃料パイプ、オルタネータ(発電しない)、パワーステアーポンプ(回らなくなる)、ステアリングタイロッド(磨耗、1万Km毎)、左ドアーミラー(電動折畳まなくなった)。交換した部品多そうだが、意外とうまく部品調達術があれば、想像するほどの数字でもない。あとはタイミングベルトやタイヤなど消耗品の交換を怠らない事。
ギブリに使われた部品はどうやら普通のフィアットと同じで、その為に部品の信頼性は低かったようだ。通っていたマセラティ専門のショップから言われましたが、マセは内装とエンジンにお金をかける;BMWはエンジンと電子部品;ポルシェは足回りと車体。全部お金かけるのはフェラーリ位で、その分新車金額も大分違う。電装部品や補機類にはお金かけていないから、よく壊れる事になったのね。でも、その特性を知っていればもう怖くない。ギブリは他に乗ってきたBMW、MBなどよりもずっと心に残る一台だった。
- 満足している点
- とにかくデザインが気に入っている。エクステリアのデザインはなんともユニークで、交差点で信号待ちしていると、結構見られる。明らかに車に詳しくない人でも、何か珍しい車だろうと見られる。同じ車出会う確率はまず低い。
それに「エロイッ」と女子に言われる位のインテリア(私の場合はベージュの色)、総革張りでしかも天井までアルカンダラ!渋滞でもつまらなくならない特別な空間を意識させてくれると評される。
ターボエンジンに特有の加速感、そして程よく重いステアリングとペダル類、重厚な操作感が○。GTとして飛ばすと加速は結構病みつきかもしれない、またパワーをかけてコーナーリングしていくのも楽しい(TCがないので、雨天は要注意)。排気音は程よく重低音が響いてくれている。サスはよく動いてくれて振動をうまく吸収する、なのにコーナーリングと加減速時のロールちピッチングが少なく踏ん張ってくれる。GTの快適性がありつつ、スポーティな味付けもしっかり。なかなか躾をよくしてくれている足回り。
後部座席は意外と大人二人がちゃんと座れて、1-2時間の移動距離なら問題はないでしょう。あとエアコンもよく効くし、真夏場でも直ぐに寒くなるくらい。相場的に安いが、この値段でマセラティの世界を味わえる事も、個人の価値感によるが私には満足だった。
- 不満な点
- エンジン、ミッション以外の部品は良く壊れる。特に電子部品と補機類の信頼性が高くない。修理、交換すれば直るが、コーンズの正規部品はとんでもなく高い。それにCheck Engineのランプよく点灯するが、原因不明で、エンジンをかけ直すしかない。
内装は豪華だが、やはりパーツ合わせの精度は今の車と比べられない、手作り感が残っている。一見車高は低くないが、意外とエンジン下のオイルパンは低くてギャップを通過する時に下回りこすりやすくて要注意だ。
トランクリッドの重さに対して支えるガスダンパーの容量が足りず、新品交換してもへたり易い。坂道に駐車するとトランクが「自動的に」閉まる。バンパーのペンキが弱く、飛び石の後がたくさん残る。車体側は意外とクリアー層が厚く丈夫。カスタムの部品が少なく、車いじる楽しみが少ない(その分お金の節約になる?修理にお金回す。。。)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験