リンカーン コンチネンタル のみんなの質問

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水平対抗ディーゼルエンジンについて。

スバルが開発した世界初の水平対抗ディーゼル「EE20」ですが、このエンジン、個人的にはディーゼルの振動と騒音を水平対抗エンジンの特性で軽減しつつ、水平対抗エンジンの短所の「ロングストローク化しにくく、トルクをかせぎにくい」をディーゼルエンジンの特性でカバーした、相性バツグンのエンジンだと思うのですが、みなさんはどう思いますか?
あと、このエンジンを搭載した車は日本で販売されると思いますか?

補足

水平対向エンジンの「対向」が「対抗」になっていました。 大変失礼しました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

個々のエンジンについては、各自の好みですから置いといて、誤解されている所を先ず指摘させて頂きます。

>トルクをかせぎにくい」
>をディーゼルエンジンの特性でカバーした
ディーゼルの方が本質的にはトルクは低いんです、皆さん誤解なさってますけども。

排気量当たりで比べましょうか。
同じ排気量と言う事は、吸い込む空気、含有される酸素の量も同じです。だから燃やせる燃料の量も同じで、燃え切れなければ黒煙に成ります。ここはよろしいですよね?

ガソリンエンジンは、特に排ガス処理に三元触媒を使う様に成って、酸素センサーで排気を常時監視して、この理論空燃比を厳密に守る様にしています。つまり、吸い込んだ酸素を一杯一杯に使い切る訳です。
一方で、ディーゼルはλ=1.3、つまり3割方の酸素を余らせる位迄しか、燃料を吹き込めないでいます。それ以上濃くすると、黒煙とNOxの急増を同時に抑えられないからです。
高圧で精密な多段噴射が実用化されましたが、この噴射量自体が増やせたという話は一向に聞きませんので、相変わらずの状況だと思います。ので、出力的には必ず大きい排気量に成っていた筈です、以前は。
現在、低回転で大トルクが出現しているのは、過給の威力が「込み」に成ってる事を忘れると、本質を見誤ります。

もう一点。
電気火花で点火するガソリンエンジンは、「爆発」とも表現される程に素早い燃焼が特徴です。だから、燃焼室内の圧力の上昇も素早い。
これに対して、着火後も燃料の吹き込みが続くディーゼルは、相応に圧力の上昇が穏やか(遅い)事が判ります。
クランク角、つまりピストンの行程位置と燃焼室内の圧力で描いたグラフを指圧線図と呼びますが、この図上では明瞭に面積の違いが生じます。プロはこれを「時間損」と呼びます。
時間「損」が少ない分、オットーサイクル、ガソリンエンジンの方がポテンシャルは高い訳です。
逆に、ディーゼルが高回転化で出力を稼げないのも、ここに起因します。


さて、ガソリンエンジンに比較して、常に排気量を大きくせねばならない宿命を持つディーゼル。大きい = 重いですから、信号の度に加速が求められる自動車、特に日本の交通環境には向いているとは言えないんじゃないでしょうか?

小型軽量大出力には、排ガス対策も済んでいるガソリンエンジンの方が向いているんですよ。

>トルクをかせぎにくい
スバルの水平対向が大ボア短ストロークで燃焼室が扁平、つまり形が悪い、というのは今度の新エンジンで一つの解決を見ています。今度は頑張った。ストローク90mmだそうです。
で・・・。
ガソリンエンジンでもノッキング対策さえ巧く行けば、低回転型にするのは訳無い事です。実例は、小型飛行機のコンチネンタル等を見ましょう。実に低回転型です。

つまり、自動車会社は消費者の購入意欲を煽る為に、カタログの数字を利用して来た。ユーザーも実用域のトルクの太さよりも、カタログ値の僅かな違いに一喜一憂した結果が、日本車の事情・常識を作って来たのです。
良い例は米国。大排気量OHV2弁、以前に比べたら小さく成ったとは言ってもV6だったりします。
製造コストを掛けない為に、旧来の設備で製造すると成ると、自然吸気の大排気量、古臭いメカのままが一番なのです。
日本もここへ来て、ATとRV車が主体に成った事で、馬力への拘りが相当に薄れたので、ディーゼルも比較俎上に乗る事が出来る様に成ったのです。

ですから、ディーゼルが優れたエンジンとは言えない訳ですね、排ガス対策も目処が立っていないし。


スバルの水平対向ディーゼルですけど。。。何であんなモン作っちゃったのかなぁ〜というのが実感です。不良資産ですね、将来へ向けての。
リショルムに代表される、高効率機械式過給器と、スロットルバルブを廃止した出力調整法を実用化して、低回転から大トルクのエンジンを作っていれば、「ウチはディーゼルなんかやらなくても低燃費ですヨ」と胸を張れただろうに。
マツダが実例です。ミラーサイクルが鍵なんです。

純粋に機械的に見れば、クランクウェブの薄さが強度や剛性の低さに響いていないかなぁ〜・・・? と心配します。まあ、十分に耐久性試験をやった結果で発売してるから大丈夫でしょうけども。

その他の回答 (3件)

  • いいエンジンだとは思いますが
    国内には出ないでしょう
    (100km巡航2000回転、5速で十分追い越し加速OK)

    ミッションがMTのみなので、
    AT比率95%以上の日本では
    ディーゼルエンジンに合うATがでないかぎり
    国内販売は無いと思います

  • いずれ出ると思います。が、導入する費用と、販売の見込みの計算上、儲かるという公算が高くなればでしょう。ディーゼルに対する、日本人のイメージはあまりよくないです。あくまでイメージなのですが、日本人の性格は、ディーゼルよりガソリン!とか、ディーゼルは貧乏な…というイメージが根強く、いくらいいエンジンでも成功するかどうかはわかりません。とくに、スバルはディーゼルが普通に載っているこてこてのRV車というイメージではないので。

  • 何よりも日本ではディーゼルの規制が厳しく、年が経つと規制で乗れなくなってしまうほどなので、受け入れられるかわかりません。

    現行のディーゼルでも振動はかなり抑えられてるようです。
    ガソリンエンジンでも不安要素の多い水平対向で、更に前例の無いディーゼルとなると 「長く使えるのか?」 という不安があります。
    あと水平対向だと整備性も心配です。

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