GSE30 IS350 Fスポに合うLSDなのですが、SARDがアクセル124%ブレーキ124%の2wayトルセンしかなく。

Question

ストリートと峠なので1.5wayのトルセンが欲しいのですが、1.5wayのトルセンはどこかのメーカーが出してますでしょうか？

OS技研は1.5wayだったのですが、機械式だったので不可です。

Answer 1

kuz********さんへ

幾つか。。。

先ず、噛み合う歯面の傾きを利用した構造では、駆動側とエンブレ側の比率を違う設定にする事は不可能かと思います。
だから2Way以外は存在しないんじゃないかないでしょうか。

次。
後輪駆動車では、エンブレ側で差動制限を弱める必要は有りません。
元より、駆動する時よりエンブレ側はトルクが小さく、よってロックさせようとする力は弱いので、旧来からの機械式の2Wayであっても何の問題も有りません。
いや、それ所か、1Wayや1.5Wayを開発する動機に成ったFF車であっても、実は2Wayで問題無かったりもするのです。
富士のMTで大活躍したシビック、の様な、キックバックで物凄い苦労したと言う話が在る一方で、全日本ラリー選手権Bクラスで1-2-3位独占ってな快挙を達成してたりするいすゞジェミニ軍団では、2Wayと他の物を混用していても、名立たるドラ連からは一切クレームが無かったのだそうです。
古い型式だとサスペンションの設計や設定(スクラブ半径だのトレール量だの)が影響しての事かなと思いますし、パワステも大いに発展した。
エンブレでも差動制限が強い筈の2Wayなのに、轍や凸凹乗り越え等のキックバックや、低μ路面で発生し易いアンダーが問題に成らなかった。という事は、入口で姿勢を作ってから入って行くと言う正しい運転(?)が出来ている限りは問題に成らないと言う事を示しています。
主眼とした前輪駆動でもコレですから、操舵に関係無い後輪駆動じゃ、要らない。

そして、私の経験からは、低μ路面だったら、積極的に差動制限してた方がハンドルのコントロール性が上がる、という問題も在ります。
昔、錆びて穴の開いてたKP61に乗り始めた頃、山上の大駐車場に降雪が在ったと聞いて、喜び勇んでグルグル回りの練習に出掛けました。が、Mud & Snowなタイヤを履いていたにも関わらず、全然楽しめませんでした。
ハンドル切り込みに反応してくれない。
サイド引きや左足を云々する以前の段階で、ステアリング操作に反応してくれなかったのです。(切欠を作れれば、サイド引きで横に向けられたりする、のに)
後から考えるに、左右への僅かなロールで荷重が減った側が先にロックを始めちゃうので、前輪接地荷重を補強する前後の荷重移動が極端に少ない状況に成った。
LSDで差動制限が入っていれば、もう少し反応する様に成ったんじゃないか、と思ったのです。
所が後年、スロベニアの元スキーデモに車の運転を教えている時に、再び失敗をやってしまいます。
日産テラノで、グルグル回りをやった後に、後輪駆動に変えて変化を感じて貰おうとしたら、雪壁にドスンと。f(^^;)
雪の壁なので損傷は全然無かったのですが、心の傷は大きかったです。(苦笑)
全く差動制限が無い後輪駆動だと、低μ路面に遭遇した時に、こんな事(操縦不能?)に成ってしまう可能性が有るから、差動制限はしておくべきである。

雑誌のCarGraphic誌の長期テスト車のBMW M3でも、当時編集長だった熊倉氏の案で常時差動制限が発生するビスカスカップリングのLSDに換えた所、筑波の最終コーナーがずっとアンダーに終始しちゃう様に成ってしまった、という話も在ります、余談ですが。

アクセルワーク、運転操作にちゃんと、正しく反応してくれる車、と言う観点が大事な様に思うのでした。

何か参考に成れば幸いです。

Answer 2

機械式だけど、クスコなら1WAY、1.5WAY、2WAY選択可能です
https://www.cusco.co.jp/catalog/lsd/type-rs.html