試乗してきました。
かねてから試乗したいと思っていたHSに試乗しに行きました。6月に青山のギャラリーに展示してあった現車(北米モーターショー仕様)を見
2009.8.10
- 総評
- 試乗してきました。
かねてから試乗したいと思っていたHSに試乗しに行きました。6月に青山のギャラリーに展示してあった現車(北米モーターショー仕様)を見て以来、期待していたモデルでしたので楽しみにして出かけました。その印象は…ぜひ乗ってみたい!と思わせるにふさわしい完成度の車でした!新型プリウスが氾濫している(しようとしている)今、少し違った観点から楽しんで乗ることができるハイブリッドカーの登場に、しかもレクサスからの登場に感謝したいと思います。
ただ実際のところ、今後出てくるSAIの出来や価格差は若干気になるところではありますが、それについてはSAIがデビューした後に、その違いを感じてみたいと思っています。以下、試乗した際のインプレッションを紹介していきたいと思います。なお平均燃費については、試乗時に筆者が走行して(市街地走行・15分程度)記録したものを記載しておきます。
- 満足している点
- 外観…サイズ的にはISをベースに縦方向に厚みをもたせたようなところでしょうか。実際に見るとそのボディデザインは「小型のLS」と感じさせないでもない迫力を感じさせてくれます。フロント周りの処理はLEDヘッドランプを装備していることもあり、より600hを意識したものになっているように思います。ドア等を含むサイドデザインも張りのある面で構成されており、テール部についてもクリアランプによるすっきりとした処理がなされています。一度現車を見てみることをぜひお勧めします。
内装…高級感あふれる造りになっています。インパネ周りがレザー張りになっていたりすることもあるでしょうが、やはり材質のもつ質感によるものだと思います。エンジンONとともにモニターが立ち上がり、各種情報を表示したり、またそれらをリモートタッチで操作したりなど、今までの自動車になかった感覚を味わうことができます。(ただ、少し古いですがアベンシスの乗ったことのある方、RXに乗られた方には当たり前かもしれません。)
動力性能…充分以上のものがあると思います。(同ブランドではおそらくISとの比較が適切だと思いますが、比較するには正直「目指すところ」が違った車同士ですので、あまり意味をなさないと思います。)特筆すべきはECOモードとPOWERモードの違いです。ECOモードではいかにもコンピュータを駆使して低燃費・高効率走行を目指そうとしていることが分かります。(当然その結果として加速性等は大人しいものとなります。必要にして充分ですが…。)それがPOWERモードを選択すると、CVTがスムーズに高回転までエンジンを回し、2500cc以上の加速をしてくれます。走行シーンに応じてうまく使い分けると、きっと楽しく乗ることができる車だと思います。また、基本的に静粛性の優れた車です。4気筒だからという先入観は捨ててかまわないと思います。
装備…グレードによるものもありますが、基本的には標準グレードで充分!(個人的には木目ハンドルやパネルが好みではないので、もし購入するのであれば標準グレードを購入したいと思います。)プリクラッシュシステムやワイドビューフロントモニター、多くのエアバッグなど、乗り手のことを考えた装備が奢られていました。また、モニターに表示されるハーモニアスドライビングナビゲーターはHS独自の装備。ぜひ活用してみたいと思わせるものでした。
- 不満な点
- スイッチ類…以前RXに乗った際にも同じ事を感じたのですが、インパネ周りのスイッチはよく見ないとなかなか操作できないです。ただ、慣れが解決してくれる程度の問題です。ハンドル部のスイッチはいろいろな機能をもっているので、早くその使い方を覚えて堪能できるようになれるといいと思います。
SAIとの違いや差…このあたりは実際に比較する以外ないと思います。ただ、価格差以上のものをHSはもっていると思いますので、個人的にはプリウスからHSに代替したいなあと思っています。あとは…購入資金ですね。
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験