レクサス HSハイブリッド 「燃費以外の良さが無い レクサス初のハイブリッドという冠を掲げて意気揚々とマーケット入りしたHS。 レクサスブランドとして細部まで手の行き届いた「高級」」のユーザーレビュー

燃費以外の良さが無い レクサス初のハイブリッドという冠を掲げて意気揚々とマーケット入りしたHS。 レクサスブランドとして細部まで手の行き届いた「高級」

2010.7.2

総評

燃費以外の良さが無い
レクサス初のハイブリッドという冠を掲げて意気揚々とマーケット入りしたHS。
レクサスブランドとして細部まで手の行き届いた「高級」を味わいたかったのですが、これがレクサスでいいのか？と思えるような出来でした。
運転してみると少々チンタラ走る感じもありますが、この車を選ぶユーザーからみればこの位でいいかもしれません。
シートは柔らかすぎて数世代前のクラウンを思い出しますが、ご年配の方にはこれが高級に思えるかもしれません。
総じて大きな欠点は無く、面白みはありませんがソツない車だと思います。
しかし、この車は400万円以上もする車です。トップグレードなど500万をゆうに超え、価格だけ見れば十分高級車の仲間といえると思います。
しかし、動力ユニットはカムリハイブリッドと同じ2.4L（米国生産）、ベースはオーリスからの流用。
車の基本となる部分は全て他社からの使いまわしです。
HS専用にシャーシを起こせとは言いませんが、せめてレクサスから流用するべきでは？
ちょっとユーザーを甘く見すぎていませんか。
しかし、少々の試乗では、この車がいかに安価で作られたか、などわかりません。
トヨタお得意の見た目はしっかり、中身はバッサリの手法など分かるはずがありません。
それでオーリス、カムリの２倍超の価格。
レクサスをトヨタと同程度の扱いとするならこれでもいいでしょう。
しかしレクサスは「ブランド」を大切にしている会社ではなかったでしょうか。
それを車の基本となるパーツはトヨタからの流用で、見える部分に高級を詰め込みました、どうですか！レクサスでしょう！と言われても、私にはトヨタとレクサスの線引きができません。
名前ばかりの高級車で中身は大衆車というオチの付く車です。

満足している点

燃費が良い。
おまけ程度のハイブリッドではないので、気をつけて走ればかなり燃費を伸ばすことが出来る。
レギュラーガソリンで良い所。これはすばらしい。
価格からすれば当たり前かもしれませんが、静か。

不満な点

名前ばかりのレクサス。とりあえずブランドイメージを保つためにもレクサスにハイブリッド専用モデルを置かないとマズイでしょ。という意見から急遽開発されたのでは？
価格が高すぎる。基本はカムリなのに価格は２倍。差額分の価格のものがない。
シートが柔らかい。長距離では疲れます。
収納の少なさ。このあたりにも開発期間の短さが窺える。
真横からみるとレクサスなのだが、前から見るとヒュンダイのように見える。どこに高級感があるのかわからない。個人的にはかなりかっこ悪いスタイルだと思う。
走りの爽快感はまったくない。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験