2022年10月
■2022年10月
ステランティスジャパンは、2022年2月に10年ぶりにフルモデルチェンジを受けたフラッグシップモデル「グランドチェロキー」に5人乗りの標準ボディ仕様を追加するとともにプラグインハイブリッドモデルを設定して、同年10月24日に受注を開始した。
今回設定された「グランドチェロキー」のプラグインハイブリッドモデルのグレード構成は「リミテッド 4xe」と「サミットリザーブ 4xe」の2種類。全長4,900mm、全幅1,980mm、全高1,810mm、ホイールベースは2,965mmで、最小回転半径は6.0mと公表されている。エクステリアはすでに発売済みの「グランドチェロキー L」を踏襲したもので、「リミテッド 4xe」と「サミットリザーブ 4xe」に、それぞれ専用デザインのアルミホイールを装備した。
パワートレインは、2.0リッター直列4気筒ターボエンジン、電気モーター2基、350Vバッテリーパック、8速オートマチックトランスミッションで構成。モーターのみで最長53km走行可能で、ハイブリッド燃料消費率は10.4km/L(WLTCモード)という。また、走行モードを「HYBRID(ハイブリッド)モード」、「ELECTRIC(エレクトリック)モード」、「e-SAVEモード」の3種類から選択できる「Eセレク」機能を搭載している。
ボディカラーは、ブライトホワイト、ヴェルヴェットレッド、ダイヤモンドブラッククリスタル、バルティックグレーメタリックの4色を設定。「サミットリザーブ 4xe」はすべてのボディカラーにブラックペイントルーフが組み合わされる。また「サミットリザーブ 4xe」のバルティックグレーメタリックはテュペロ ブラウンの内装、その他のモデルはブラックの内装となる。
■2023年12月
ステランティスジャパンは2023年11月17日、ジープのハイエンドモデルであるラグジュアリーSUV「グランドチェロキー」の誕生30周年を記念した特別仕様車「30th アニバーサリーエディション」を発表した。同年12月2日から90台限定で受注を行う。
今回の特別仕様車は、「グランドチェロキー」のプラグインハイブリッドモデルとして人気のある「リミテッド 4xe 2.0L」をベースとしたモデルだ。2リッター直列4気筒DOHCターボエンジンを組み合わせた「4xe」プラグインハイブリッドシステムを搭載している。
エクステリアは日本未発売のグレード「オーバーランド」の意匠を踏襲したフロントおよびリアデザインとなっているほか、フロントグリル、ルーフレールおよびホイールにブラックをあしらい、独創的で力強いイメージに仕上げられている。また、リアゲートには、1993年に誕生した初代モデルと現行モデルのシルエットが向かい合う限定車ならではの専用バッジがあしらわれる。
さらに、通常は上級グレードである「サミットリサーブ」のみに装備されているデジタルリアビュールームミラーやワイヤレスチャージングパッド、ウィンドウシェードも特別装備している。
ボディカラーは「ダイヤモンドブラッククリスタル」のみの設定となる。