チャイルドシートの安全性について。

Question

チャイルドシートについて、画像のような「ISOFIX固定じゃない」「置くだけ」「子どものを乗せたその上からシートベルトでチャイルドシートごと固定する」タイプのチャイルドシートについて質問させてください。

このタイプのチャイルドシートって、もし正面からの事故にあった時にチャイルドシートの重量も子どもの身体に押しかかるってことはないんですか？ISOFIXで固定されてるならまだしも、固定されてないならチャイルドシート＋子どもの体重分の重さがかかってすごく危険なのでは…？と思ってしまいます。詳しい方教えて欲しいです。

Answer 1

「子どものを乗せたその上からシートベルトでチャイルドシートごと固定する」タイプのチャイルドシートとは一般的には3歳以降で使うジュニアシートの事だと思います。

ジュニアシートを使用している者からの単なる感想的な回答ですので、専門的な詳しい事に関しては分かりませんが・・・・。

車のシートベルトでお子さんをサポートするタイプのジュニアシートは、本体が座席にしっかり固定されていない状態になりますが、極端に安全性を下げているという事は無いと思います。

確かにISOFIX型と比べれば安全性は若干劣ると思います。質問のタイプの物は本体が固定されていない事から、車のシートベルトとジュニアシートの背もたれ部でお子さんがサンドイッチ状態になると思いますので、背後からジュニアシートも重さ分の負荷がかかり、そのところがISOFIX式とは大きく違う心配な点になるでしょうね。 個人的には特に問題にはしていません。

が、衝突時はお子さんとジュニアシートが一緒に前に押し出させるので、ガツンとした衝撃は加わらないでしょうし、ジュニアシート本体(特に背もたれは)は軽量に出来ているので、サンドイッチ状態になって背後から押さえつけられるとしてもそれ程大きな負荷では無いと思います。

車のシートベルトを使用するジュニアシートは、基本的には3歳頃以降のお子さんが使う物ですので、軽量な背もたれですからその年齢なら大きな負荷とはならないと思います。衝突の衝撃に比べれば問題無いレベルとしているのでしょう。

今年の9月からチャイルドシートの規格が、これまでのECE R44/04からより厳しいECE R129に完全移行するようで(現在は混在してます)、ECE R129の多くはISOFIXタイプとなっているので、今後はシートベルトタイプのチャイルドシートの少なくなっていくでしょう。今現在販売されている物に関しては継続して販売は出来るし使用も出来ますが。

質問にあるシートベルトタイプはECE R44/04の安全基準には合格しているので、その点で言えば安全に問題は無く使えるという事ですが、より安全性を求めるならやはり基準が厳しISOFIXタイプのECE R129という事になるのでしょうね。