2005年9月
■2005年9月
ソナタは初代モデルがは1985年にデビューしたヒュンダイ自動車の主力モデル。日本へは20005年9月から5代目モデルの輸入が始められた。クォリティを重視して開発が進められたクルマで、デザインや走り、快適性や居住性、安全性などのクォリティを高い次元で総合的にバランスさせたウェルバランスのクルマに仕上げたという。主力マーケットのアメリカで、カムリやアコードとベストセラーカーの座を争うところまで成長してきたのは、この間の品質の向上が著しいことが大きな理由だ。デザイン的にはアコードやカムリなど、日本のミドルセダンの影響もあるような印象だが、ワイド&ローのプロポーションと彫りの深いフロント回りなどはソナタならでは。ただ全幅が1830mmというのはアメリカ市場向けのサイズで、その分だけ広い室内スペースが確保されるとはいえ、日本では大きすぎるきらいもある。搭載エンジンはメルセデス・ベンツや三菱との共同開発による直列4気筒の2.4リッター。これにシーケンシャルシフト付きの電子制御4速ATが組み合わされる。新開発されたサスペンションは前輪がダブルウィッシュボーン式で後輪がマルチリンク式。安全装備は6SRSエアバッグやESPなど最新の仕様が用意されており、国産車に匹敵するレベルに至っている。