ホンダ ステップワゴン 「まさに「ドライバーズ・ミニバン」です！　...」のユーザーレビュー

まさに「ドライバーズ・ミニバン」です！　...

2006.3.18

総評

まさに「ドライバーズ・ミニバン」です！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
走りにふった性能であるがために、燃費、内装などのユーティリティ、乗り心地などを多少なりとも犠牲にしています。

”ミニバンは「同乗者のため」のクルマである”

という概念からすると、ステップワゴンのベクトルは少し違う方向に向いているようです。
それを自動車評論家に言わせると
「ミニバンなんだから、静かで乗り心地良く、ゆっくり静かに走れば良い。」
そう考える向きには、ステップワゴンの（ライバルよりはかなり高い）走行性能も中途半端に見えるようです。
つまり、運転の楽しさを求めるならセダンやステーションワゴンで良いのではないのかと。

しかし、高速道路をハイペースに飛ばすときは同乗者にとってもステップワゴンが優れており、ステップワゴンはツーリングカー的な味わいと言えなくもありません。

満足している点

2回目の投稿です。乗り慣れたので再評価してみました。

１）静かでふけ上がりの軽い、モーターのような感覚のエンジン。
エンジンを回す楽しさに満ち充ちています。
２）峠道、街乗り、高速道路などの状況を問わない、優れた操舵性と直進安定性。
常識的な運転速度では、2Lクラスのセダンなどにも近いレベルになっています。
（もちろん、限界性能域ではセダンの方が圧倒的に高性能ですが）
特に強風など悪天候時の直進安定性はすばらしい。
（ライバルより低い全高により、ボディの断面積がひとまわり小さいことが理由のひとつになっています）
走行性能に見合ったグリップを重視した、ライバルより太めのタイヤも良好です。
３）低床でステップ部にも段差が無い、優れた乗降性。
ライバルのような4～6㎝程度の段差でも、年寄りにはけっこうジャマに感じるものです。
若い人はそんな小さい段差なんて気にならないかもしれませんが…。
４）大きなデジタル表示が見やすい、コンソールパネル。
乗り換えた直後は違和感がありましたが、1日で慣れてしまいました。
今ではすかっりこっちのほうが見やすいです。
５）前後左右の視界の良さ、見切りの良さ。
特に三角窓とAピラー周辺の視界の良さには敬服。

不満な点

１）時計が無い。
あの見やすいコンソールパネルに、大きなデジタル時計を中央付近に付けたら同乗者からももっと評判が良くなるのに…。
２）収納スペースの少なさとその配置。（とくに2列目以降が×）
助手席シートアンダートレイは全車標準装備にしてほしい。（24Zのみの装備）
3列目はカップホルダーが右に3つあるのみで、左には無い。
ラゲッジアンダートレイが欲しい。低床なので仕方無いのだろうが、新型MPVのように予備タイヤの装備を廃止して、そのスペースにラゲッジアンダートレイを作る方法もあったと思う。
３）少しうるさいロードノイズと風切り音。（遮音性が低い）
ライバル車のタイヤが195/65R15なのに対して、ステップワゴンは205/65R15が標準。
アルファードの標準タイヤ205/65R16にも匹敵するタイヤ幅なので、ロードノイズが大きいのも仕方ないのか。
エンジンが静かなだけに風切り音が気になる場合もある。
４）燃費
今のところ、神奈川県横浜市内で通勤に往復25kmほど運転したときの平均燃費6.6km/L。（エアコン無し）
ちなみに以前に乗っていたWISH2.0(G)は、同じ条件で9.8km/L。
車重はステップのほうが200kg重いけれど、そのハンデを考えてもステップの燃費が悪すぎる気がする…。
５）2列目、3列目の真ん中は補助席扱い
ライバルもそうなのですが、なんとかなりませんか？
7人乗るときがあるのですが、一人だけビンボーくじを引いてもらって狭く硬いイスに座らせなきゃなりません…。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験