ホンダ S660 「極寒冷地Review」のユーザーレビュー

極寒冷地Review

2017.1.18

総評

　VSAについては、賛否両論あると思いますが、　冬道の経験者には納得してもらえる性能だと思います。まさに「運転が上達した」と勘違いすることができる出来になっていると思います。


　積雪地では、交差点に積み上がった雪で合流に気を使う（目線が低いために見にくい、見られにくい）などのネガティブな部分を差し引いても運転する楽しさのほうが勝っている車です。

満足している点

　さすがホンダ車、思っていたより冬道でも安心して乗れること。

不満な点

　気温がマイナス１５度を下回ると、クラッチダンパーが悪さをしてフィーリングが最悪です。
　ダンパーレスにしたいが財務大臣の決済がおりません。(TT)
　とりあえずDに苦情でもいれておきます。（クレーマーか！）

デザイン

5

唯一無二のミッドシップスタイル
外から見るより充分な広さの室内

走行性能

4

　雪道でのレビューが、ないようなので私が代表して？書いてみたいと思います。

　夏場の乾燥路面では邪魔だと思われているVSAが、冬のツルツル路面では非常に有効です。
　VSAが交差点を曲がる時などでは、良い仕事をしてくれて滑りすぎることなく最小限のカウンターで安定を取り戻すことができます。（故意に滑らせたい人にはやはり邪魔か？）
　凍結路の発進では、TCSがタイヤの空転を抑えてスムーズな発進を助けてくれます。（最小限の注意は必要）
　凍結路のパワー感は、プラス百馬力（大袈裟か(^^)でも当然スピードは出ませんけど。
　ただしフロントの荷重が抜けると、どアンダーがでることがあります。（気をつけましょう）

乗り心地

4

　無限のスポーツサスペンションですが、雪が固まったそろばん道路でもさほど不快ではないです。
　車高は落としていませんが、スポイラーがついている為それなりに気を使う。（精神的にマイナス）

積載性

1

　積雪地の常、スノーブラシが助手席の足元に鎮座しておられます。

燃費

3

　極寒冷地で暖機運転が長くなっているので１１km/l位

価格

4

故障経験

　故障じゃないけど、クラッチダンパーが不満。