軽自動車には馬力64psの自主規制があるが、これはあくまでカタログの表記規制であり、実際は64psにするためのデチューン等はされていない…という話を聞きました。

Question

これって本当なのですか？
だとしたらホンダS660の、5000rpm以降の異様なトルク低下は何なのでしょう？

Answer 1

馬力とトルクはイコールではありません。

また回転数が上がれば馬力も上がってトルクも上がると言うものでもありません。

特に過給機エンジンの場合2000～2500ｒｐｍ当たりからほぼ最高トルク状態になるエンジンが多く、最高出力の少し前の回転数から急激にトルクが落ちます。
しかし馬力の方は回転数とともに馬力が上がりますがレブリミット少し手前から馬力が落ちます。

Ｓ660のエンジンは元々ターボ化を考えていないエンジンを無理やりターボにしたせいで低速域のトルクも細く、最高出力が出る高速域では耐久性の関係でスポーツカー並みの過給圧を掛ける事が出来ないらしいので、質問者様の言うとおり5000ｒｐｍ辺りからのトルクを稼ぐ事が出来ないのではないでしょうか。

Answer 2

最近の軽は燃費を優先するために馬力を落として有り、64馬力規制すら越えてないのでデチューンの必要性は有りません！
NシリーズやS660に搭載されてるS07Aエンジンは実際にはNAで53馬力、ターボで57馬力程度しか有りません！
S660の失速感は、おそらく、ロングストロークに振ってる為に低速トルク重視のお買い物車用のエンジン特性から来る物かと思います！

Answer 3

Ｓ６６０にしてもコペンにしても、６４ｐｓ以上出せるエンジンだと思いますが、
レースを前提では、無く一般公道を走り少なくても１０年１０万Ｋｍ以上は、走ってもらいたいと、なると、６４ｐｓ辺りに抑えるのが妥当と考えて、点火時期ブースト、バルブタイミング等セッティングしてるのではないですか。トータル的なバランスを考えて市販してるのであれば、ディチューンとは、云わないかな。