ホンダ S660 のみんなの質問

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KPCとアジャイルハンドリングアシストについて

MAZDAロードスターのKPCと、ホンダS660のアジャイルハンドリングアシストの違いって、何ですか?
結果的に同じ機能であり、同じ効果だと思うのですが。

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ベストアンサーに選ばれた回答

技術的には4輪独立ABSシステムを使った応用技術と同じですが、目的が違うという所でしょうか。

アジャイルハンドリングアシストは姿勢安定のために、S660の場合、ハンドル操作に応じて4輪全てでブレーキ制御が入ります。
ヴェゼル等ではハンドル操作に応じて前輪内輪側にブレーキ制御が入ります。
目的としては姿勢の安定をブレーキ制御で確保してコーナリングの安全性(限界)を向上させる仕組みです。

ロードスターのKPCは車体の横Gを検出し状態に応じて、リア内輪のブレーキを作動させる事によって内側のリフトを抑える仕組みです。
目的としてはリフトを抑えることによりタイヤのグリップを確保し、コーナリング時のトラクション抜けを防止します。

ハンドル制御か車体の横Gかのきっかけの違いがあります。
ロードスターのS、990SやAT車だとLSDがありません。
内側がリフトすると内輪のリアが浮き上がり、アクセルを踏むと内側が空転して、接地している外側のタイヤにトラクションがかからないトラクション抜けが発生します。
(実際にはトラクションコントロールが制御して内側が空転する事態は発生しませんが)
KPCはこれらのグレードではコーナリング時のトラクションが向上します。
姿勢の安定という安全性向上もありますが、リフトが抑えられることによるアクセルが踏めるコーナリングの楽しさを演出する仕組みがメインとも言えます。

質問者からのお礼コメント

2021.12.27 22:14

有り難うございます。
分かりやすい解説を賜り、よく理解できました。

その他の回答 (1件)

  • 結果的に同じ機能です。

    異なるのは、
    車両がコーナリングに差し掛かる前なのに、
    ドライバーがコーナリングを始めようとしていることを、
    あらゆるセンサーからの情報から予測して、
    あらかじめ後輪内側にブレーキを掛ける、つまり
    気持ち良く曲がれるタイミングはココ!
    というタイミングでブレーキ動作するのが
    アジャイルハンドリングアシスト。

    いわば、考えなくても勝手に車がやってくれるので
    何も言わなくてもなんでもやってくれるみたいに
    文字通り、「気持ち良く」曲がれるわけ。


    ロードスターのKPCは
    後輪左右の回転差からコーナリング姿勢であることが検出された後に
    ブレーキ動作が開始されるので、
    S660と比べるとワンテンポ遅れてしまうという仕組みです。
    コーナリングが始まってから動作するわけですから。

    この違いは
    気持ち良いかどうか、であって

    うーん、喉が乾いたな、と言う前に
    飲み物が出てくるS660か、

    飲み物ください、と言うと
    飲み物が出てくるロードスターか、

    ってことだと思います。

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