N-WGN フルタイム4WDは必要ですか？

Answer 1

N−WGNのAWDシステムはリアルタイムAWDと呼ばれるスタンバイAWDで、前後のタイヤの回転差を検知するとクラッチを接続してリアにも駆動力を伝達するシステムで電子制御されているので自然に切り替えが行われる改良がされています。
雪国で雪上発進をメインに考えているなら十分だと思います。

Answer 2

質問者様のご質問がシンプルで、色々な解釈ができると思いましたので、２つの解釈で回答します。

■ 4WDが必要か?

まず「N-WGNに乗るにあたり4WDモデルを選んだ方がよいか？」という解釈での回答です。

4WD仕様は、FF仕様に比べて、価格が高く、重量が重たくなる分、燃費が悪く、加速が悪く、制動距離も伸びてしまいます。
しかしながら、それを差し引いても、冬場のアイスバーン等の坂道発進や一夜にして雪の積もった駐車場からの脱出では、圧倒的にFFに比べて有利ですね。とはいえ、通常の圧雪路では4WDでなくても、FFに4輪スタッドレス、または前輪チェーンで十分と思います。
FFは、前輪が雪の塊や段差の障害物に遭遇しても、前輪自体の回転力でその障害物を掻き登ったり、掻き壊したりして進むことができます。FRが雪道でスタックしやすいのは、前輪が同様な障害物に遭遇すると、それが車止めとなって、後輪が頑張って押しても乗り越えられずグリップが負けて滑ってしまいやすいのです。なのでFFは雪道では比較的スタックしにくいのですね。なので、個人的には質問者様の使用環境に深雪やアイスバーンの登坂等がなければFFで十分と思います。

■フルタイム4WDが必要か？

次に少し専門的な質問という解釈です。「N-WGNは簡素なスタンバイ式4WDであるが、より本格的なフルタイム4WDを設定す必要があると思うか？」という質問としての回答をします。この趣旨のご質問でなかったとしてもお読みいただくとご参考になる情報とは思います。

＜フルタイム4WD＞
「フルタイム4WD」というのは、エンジンの出力が常時4輪に届いており、4輪が常時路面を蹴っている状態の4WD車を指します。最も本格的な仕組なのですが、どうしても車両重量が大きくなる傾向にあり、コストも高くなるため採用できる車種が減ってしまったのですね。また、消費者もそこまで本格的な四駆性能を求めない人が多く、現在4WDのエンブレムを付けたクルマのほとんどが「スタンバイ式4WD」になっています。国産現行車種でフルタイム4WDの車種はトヨタとスバルにしかありません。当然、軽自動車にはフルタイム4WDはなく、N-WGNの4WDも「スタンバイ式4WD」ということになります。

＜スタンバイ式4WD＞
N-WGNは、FFベースのスタンバイ式4WDです。エンジンの出力は前輪に直結しており、通常の走行はほぼ前輪駆動。前輪と後輪はプロペラシャフトで繋がれていますが、その間に「ビスカスカップリング」という装置を挟み込んでいます。この装置の中には無数の金属板と粘油が閉じ込められており、前輪が空転などして前後輪に回転差が生じると、最初はネバネバした粘油の抵抗で後輪にもトルクが伝わり、さらに前後輪に回転差が広がると装置内の粘油が膨張して金属板を押し付けて直結に近づきます。ここで4WDとしての性能を発揮します。滑らないための4WDですが、滑らないと4WDにならないので「なんちゃって4WD」とも呼ばれますが、雪道等ではこれでも頼りになります。なんといっても軽量安価に4WD化できるのが最大のメリットです。
先程、軽自動車には「フルタイム4WD」はないと記載しましたが、スズキ等の軽自動車の4WDのカタログには「スタンバイ式4WD」であるにもかかわらず、「フルタイム4WD」と背伸びした記載をしている車種もありますのでご注意ください。「常時切替なくてもよい4WD」という拡大解釈です。工業会できちんと定義していないためにこうした混乱を招く事態を容認しています。

＜N-WGNにフルタイム4WDの是非＞
個人的には軽自動車にフルタイム4WDがあってもよいとは思いますが、やはり燃費よく車両価格も安い方が、この車両には適していると思います。なのでフルタイム4WDの設定は不要と思います。但し、今後技術革新が進んで、軽量安価にフルタイム4WDが造れるようになったら、軽自動車にも採用してほしいと思います。

長くなり失礼いたしました。何かご不明な点があれば、追加でご質問いただけましたら幸いです。

貼付図はN-WGNと同じビスカス式のスタンバイ式4WDの図解です。ご参照ください。

Answer 3

Ｎワゴンにフルタイム４ＷＤは必要だと思います。

Answer 4

年に数回ドカ雪が降る我が地域では、大通りから先に除雪して後回しの脇道と段差ができ、FF軽が立ち往生してます。
生活四駆なら何事もなく通り過ぎます。

スキー場への登り道、アイスバーンの朝はFF車が登れないところがあり、生活四駆ならスルスルと登ります。

タイヤが小さい軽自動車ほど生活四駆の恩恵が大きいです。

雪国でもなければ不要です。

Answer 5

雪国であれば軽は4WDが必須だと思います。

Answer 6

N-WGN フルタイム4WDは必要ですか？

異常降雪地帯

４ＷＤ車輛のほうが

動き出し安全