ホンダ インスパイア 「ＨＯＮＤＡはリベラルなのである ホンダの自由主義、良い意味での個人主義、また進歩主義を受け入れられるかどうかは個々のユーザーの感覚によるものだと思う。」のユーザーレビュー

ＨＯＮＤＡはリベラルなのである ホンダの自由主義、良い意味での個人主義、また進歩主義を受け入れられるかどうかは個々のユーザーの感覚によるものだと思う。

2007.12.25

総評

ＨＯＮＤＡはリベラルなのである
ホンダの自由主義、良い意味での個人主義、また進歩主義を受け入れられるかどうかは個々のユーザーの感覚によるものだと思う。
車のユーザーはＧＴ－Ｒに対する反応でも分かるように案外保守的な層が多いようだ。
進化した可変シリンダーシステム、低床化による優れたパッケージング他多くの新技術や考え方を盛り込み燃費ばかりでなく、このサイズでは破格の安さで本体価格での経済性も実現したことは歓迎すべきことだ。
スタイルも旧車に比べメリハリがついて格好よくなったと思う。内装はウッドのつかい方に一考の余地が有ったと思うが、スタイル、内装ともデザインの分野は個人的嗜好に左右される主観的な部分なので批判にはあたらないだろう。
大きな車はステイタスである。だが、インスパイアはドライバーズカー、またはファミリーカーとしての資質も備えている。
クラウンはいやだという、フーガもイヤだという、なぜなら、そういう人の心の中に、両車には押しの強さを誇示するイメージがどこかに残っているからだ。
目立たず乗りたい。自分の車を人が知らなくても良いのだ。内容はともかく、これを知らない人はトヨタや日産よりは一クラスしたの車と思ってくれる。これは、自分自身が車を楽しむためには有利なことだ。
個々で結論を言えば、私はこの車が好きだ。

満足している点

レギュラー仕様であることをはじめ、ハイブリッドを準備しているメーカーでありながら経済性を別の技術でアプローチしている所。
大きな車では、その大きさに頼り、見過ごされがちだったパッケージングを追求していること。
何かに似ているのは仕方ないことで、側面からもブレーキランプやリバースランプが見やすいのは安全性が高いだろう。
ＦＦであることは何の問題も無い。ＦＲに拘るようなスポーツマシンではないのだから。むしろメリットの方が多いだろう。

不満な点

短所にはならないが、リセールバリューは低いことが予想されるので、経済性も高いことだし長期間の保有または長距離の走行ということになるだろう。その時の耐久性の問題は未知数であろうか。近年のホンダ車は比較的残存年数が短いように感じる。
過去を振り返ると、二輪、四輪に限らず先進性がありすぎたり、ニーズを先取りしすぎたりして、ヒットにつながらない製品があった。生産終了後に人気が出たり評価されたりすることもあった。
私もホンダが好きなのだが最近はホンダ車は購入していない。しかし、インスパイアを見るにつけユーザーが若々しい感覚で伝統や周りの評価に振り回されずに自分の感覚にあえば、踏み切ってみる値打ちのある車だと感じている。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験