ホンダ インスパイア 「いよいよ寂しい別れ 昨年の１２月中旬、一ヶ月ちょっと前までは、このクルマを手放すことになるなんて思ってもいなかった。１３万キロ近くもトラブル一つ無く走」のユーザーレビュー

いよいよ寂しい別れ 昨年の１２月中旬、一ヶ月ちょっと前までは、このクルマを手放すことになるなんて思ってもいなかった。１３万キロ近くもトラブル一つ無く走

2008.1.22

総評

いよいよ寂しい別れ
昨年の１２月中旬、一ヶ月ちょっと前までは、このクルマを手放すことになるなんて思ってもいなかった。１３万キロ近くもトラブル一つ無く走ってくれたお気に入りのクルマ。
それがモデルチェンジをきっかけに、ディーラーの懇意な人から思いがけない下取り価格を提示しての買い換えのお誘い。興味がないわけではなかったので、見に行ったのがそもそもの間違い（？）。新型のねらい所が現在の愛車以上にはまってしまい、試乗した後に契約することになってしまった。
新型についてはそちらのレビューに書いたとおり。
でも、この旧型にはすごく愛着がある。２０万キロは乗ろうと思っていたし。
自分では気に入っている前期型のリアビュー、綺麗に輝くワイドなロービーム、この価格帯では最高水準の安全装置、レギュラーと可変シリンダーを活かした高燃費と、一方でアクセルをふかせば性格が一変するハイパワー。
特に、高速道で通勤する者にとってはＩＨＣＣは必需品、ＬＫＡＳにもずいぶんお世話になったし、この装置が付いていたのが購入の決め手だったな。ＬＫＡＳは新型には残念だけど付いていないんだよ。
２つの顔を持つ独特の存在感、それがＵＣ－１なんだな。

満足している点

高速６割、一般道４割の利用頻度で購入してからの通算燃費は１１．６キロ。
これは北国ならではのスタッドレスタイヤでの雪道走行年間４ヶ月や大渋滞も含んでの数値であり、夏場の平均燃費は１３．２キロである。高速だと１４～１５キロ。しかもレギュラー。
これはハイオク仕様で７キロの某車と比較すると年間５０万円近く燃料費が安くあがる。ありがたいね。
追突軽減装置、前車追従装置、車線維持装置も使い慣れたら手放せなくなる。何度か助けられたね。この価格でこれだけの装備を備えてくれるのはすごいことだよ。
パワーも、ギンギンに走らない限りは十分なものを持っている。走りとパワーの二重人格がお気に入りなんだ。
１８２０とクラウン以上の横幅を感じさせないデザインと軽快な操作性。駐車場では若干難渋したけどね。適度なサイズだと思うよ。
みんなも言ってるけど、街中であまり見かけない独特の存在感（裏返せば売れていないクルマ）。これを長所と捉えるのがＵＣ－１オーナーの特徴かもしれないな。

不満な点

低速時に特に感じるフロントヘビー。しかしロールが大きいものの、安定して走り抜けてはくれるが。
また、内装ではシート座面が短く柔らかめであるため、ホールド感に欠ける。メータ類は慣れてしまったら文句ないな。タッチパネル式のナビは画面が大きくてよろしいが、ＨＤＤ式でないのは今となってはつらいかな。
室内はちょうどよい広さ。必要十分、余裕あり。
標準ホイルとタイヤは役不足。無限のホイルと２１５－５０－１７にチェンジしてなんとか落ち着きのある挙動になったし、見栄えもするようになった。
下取り価格も、標準だとかなり安くなる（自分は買い換えで高めに引き取ってもらうことになったが）が、長く乗りつぶすつもりなら問題ないし、逆に中古で購入しようとする人は、アバンツァーレでも安価で手に入れることができると考えたらメリットになるな。
新型が出て、中古市場にもある程度こいつが出回ることになりそうだけど、かって損はないクルマだと思うよ。理性でクルマを選ぶ人にはお勧め。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験