ホンダ インサイト 「i-MMD＋セダン 相性抜群」のユーザーレビュー

i-MMD＋セダン 相性抜群

2019.5.28

総評

i-MMDとして現時点最強の制御プログラムかと思います。エンジンの吹き上がりも不自然に感じさせません。車格に対し軽量なセダンボディとの相性も抜群にいいです。
ホンダと言えば、従来はエンジンの素性の良さをアドバンテージとしていましたが、電動車時代となりホンダらしさとは何か？と考えるとなかなか答えの出にくい車だと思います。でも、いい車です。
販売面では日米ともに苦戦とのことで、ユーザーにとっては街ですれ違うことが少ないことは歓迎なのですが、また打ちきりは避けられないですね 笑
秋には新しいFITが1.5Lのi-MMDで登場するとのことで、インサイトとの機能や商品性の差別化によりどのような価格で登場するのかが気になります。

満足している点

・スムースなパワートレイン
・現時点で最適化されたi-MMD制御プログラム
・剛性のあるボディ
・自然なブレーキフィール
・減速セレクターの使いやすさ
・AHSの回頭性
・ホンダにしては頑張ったホイールハウス隙間
・シート位置の低さ
・渋滞時のACCの追従性の高さ
・追従機能を解除できるクルーズコントロール
・tuned by DIATONE SOUND
・エアコンのブロアモーターの回転ノイズが無い
・エアコンパネルSWのプッシュフィール
・本革ステアリングの触り心地
・シャープなフロントLEDウインカー
・フロントヘッドライトのサイド端の反り
・品のある面デザイン
・身の丈に合った内装の質感

不満な点

・停止するときの若干の車体の揺り戻し
・減速セレクターもう一段重さがほしい
・ブレーキホールドからの発車時のカクン
・高級オーディオのOP設定が無い
・静か故の内装からの微少なビビり音
・静か故のエアコン冷媒の流動音
・雨滴感応オートワイパーの不自然な反応
・高速走行時のアルミボンネットの揺れ
・リアウインカーが豆球

デザイン

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走行性能

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いわゆる従来のトランスミッションが無いことによりパワートレインはすこぶるスムースです。電気モーターだからと言えばそれまでなのですが、これに慣れると従来の段付きAT車には戻る気がしなくなってしまいますね。
スポーツモードにするとパワー感がいきなり増すので僕にはこれで十分です。
足回りもしっかりしてて、峠を気合い入れて走る気にはなりませんが、ビーナスラインやロマンチック街道を走るととても気持ちいいです。
従来はエンジンフィールの良し悪しを語れたのですが、電気モーターの良し悪しを語るのって難しいですね。。。

乗り心地

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足回りはシビックとの差別化も考慮してか、スポーティではなく重厚さを狙ってます。従来のホンダ車に乗り慣れてると物足りなく感じるところはありますが、不安感はありません。同乗者には好評です。

積載性

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シビックセダンとまったく同じ容量を確保したトランクルームには拍手。電動車であることの不便さは感じません。
トランク床下に発泡スチロールで成形された工具置き場＋小物入れがあるのですが、工夫すればもう少しスペース効率を上げられたかと思います。少しもったいないです。

燃費

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・街中...21～25km/L
・郊外...22～28km/L
・高速100km/h...20～22km/L
・高速120km/h...17～19km/L

街乗りでは回生とEV走行を繰り返すので十分な燃費を出します。高速100キロではたまにEV走行になり、115キロあたりを越えるとほぼエンジン走行です。
全体的には満足してます。

価格

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故障経験

特にありません。