ホンダ インサイト 「超燃費バトル専用車 １０ｋＷのモーターでエンジンのトルク変動を相殺、動力アシストすることで１０００ｃｃエンジンでは超ハイギヤードの５速１５００ｒｐｍで」のユーザーレビュー

超燃費バトル専用車 １０ｋＷのモーターでエンジンのトルク変動を相殺、動力アシストすることで１０００ｃｃエンジンでは超ハイギヤードの５速１５００ｒｐｍで

2008.8.10

総評

超燃費バトル専用車
１０ｋＷのモーターでエンジンのトルク変動を相殺、動力アシストすることで１０００ｃｃエンジンでは超ハイギヤードの５速１５００ｒｐｍで６０ｋｍ／ｈ、４０ｋｍ／㍑走行を可能にしています。ギヤ比とトルクの関係から、２５００ｒｐｍ、１００ｋｍ／ｈでも４０ｋｍ／㍑走行が可能になります。
長距離の一般道走行で信号や前走車で車速を落とさない予測運転や前後の車両を避けた自由な省燃費走行ができれば、４０ｋｍ／㍑の走行が可能です。
高速道路では２５００ｒｐｍ以上のトルク領域を意識して、上り坂の前で大きくアクセルを踏み込まなくても坂を上り切る速度にしておくことで４０ｋｍ／㍑の走行が可能です。
アクセルワークが極めて微妙ですが、バキュームメーターを使用した省燃費運転を経験していると、市街地走行でも３０ｋｍ／㍑走行が可能になってきます。
ソーラーカーで世界制覇したホンダは、省燃費運転技術者を育成認定してインサイトの省燃費力をもっとアピールすべきでした。技術に強く販売戦略に弱いホンダらしいですね。

満足している点

現在生産中止、日本での販売台数は２０００台、製造原価１０００万円のスーパーカーです。
燃料代が１／２～１／３になるので、１万ｋｍ走行で１０～１５万円の経費削減になります。
アルミ多用８２０ｋｇの軽い車重で前方視界良好のため、取り回しが非常に楽です。
空気抵抗係数が小さいので、空気剥離による高速走行時の風切音が殆どありません。
高速道路下り坂での加速は、静かなジェットコースターの様です。
全長４ｍ以下、車重１トン未満でフェリーや税金で有利です。

不満な点

ニッケル水素バッテリが寿命交換となると２５万円強の出費になります。覚悟して下さい。
数年の内に安価なキャパシタ内蔵の鉛バッテリーが販売されるようです。
暑い、狭い、うるさい、荷物が積めない、後ろが見えない超燃費バトル専用車です。
早朝、深夜の走行による暑さ対策が必要になります。
超燃費バトル専用のタイトなコックピットとなれば狭いのが当然としましょう。
アンダーカバーの装着によりロードノイズ低減効果を確認しました。
助手席を外して積載容量を増やしましょう。
後ろが見えなくても前向きに考えましょう。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験