ホンダ アスコット のみんなの質問

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ギアオイル(ミッション)、エンジンオイルの粘度表記(規格)の違い

オイルの使用目的により、粘度表記(規格)が違うのでしょうか。

ホンダ車に乗っています。私が車を購入したディーラーでは、純正のミッションオイル(ULTRA-MTF 7.5W-30?)が無いため、エンジンオイルのULTRA-MILD(10W-30)を入れています。ディーラーがそうならと、ほかのお店で交換するときも、ULTRA-MILDか5W-30のオイルを入れています。

ただ、通常はギアオイルとして75W-90、80W-90などが多いわけで。。。
エンジンオイルもギアオイルも同じ粘度表記だとすれば、性質はかなり違うはず。。。


実際のところ、粘度表記(規格)はどうなっているのでしょう。
ミッションオイルとしてULTRA-MILDを使用していますが、特に違和感はありません。
ホンダ車(ある特定の車種)だけ、エンジンオイルとミッションオイルを共用できたりと、そういった特殊な作りなのでしょうか。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ホンダの場合、他社のマニュアルトランスミッション(MTM)と若干構造が異なります。
2輪車に用いている、ドグミッションを派生させて、シンクロ化させています。
ご存知の通り、2輪車は、エンジンとミッション、クラッチも一体となっており、
全ての潤滑を1つのオイルで賄っています。
こういった、経緯があるため、エンジンオイルとMTFをエンジンオイルで兼用していた時期が
しばらく続いていました。
MTM用にMTFが発売された理由は、純正エンジンオイルがエンジンの高性能化に伴い
各種添加剤が添加される様になり、MTMのシンクロ機構などに弊害をきたす事が考えれますので、
専用のMTFを発売する事になりました。

考え方として、鉱物油がベースで添加剤が添加されていない、10W-30のオイルなら
代用は可能ではあります。(昔の純正オイルなら、ULTRA-Uの同等品)
現行のMILDですと、多少なりとも、添加剤が混入しているでしょうから、
正直な所、MTFに換えられたほうが、無難な気もします。

余談ですが、ホンダの場合、ATMやCVTも内作ですので、
ATFやCVTフルードも他社と規格が異なっています。
ですので、油脂関係で他社製品の代用が効くモノは、
エンジンオイル、ハイポイドギヤオイル(HGO)、ブレーキフルード程度になってきます。
HGOを使用している車種としては、例として、縦置きエンジン搭載車である、
レジェンド、アコードインスパイア、インスパイア、ビガー、セイバー、アスコット、S2000などとなります。
横置きエンジンに関しては、MTM内にデファレンシャルが内蔵されている関係で、
HGOは、必要としません。
縦置きエンジンの例外として、バモス(アクティ)の4WDがありますが、
これは、駆動方式の問題で縦置きにしましたので、デフは、ミッションと一体になっていますので、
HGOは、使用しません。

質問者からのお礼コメント

2011.3.28 21:49

なるほど、ホンダならではの事情があったのですね!
近くのディーラーで聞いて見ましたが、残念ながらMTFを扱っているところはありませんでした。。。しばらくはエンジンオイルで代用することになりそうです。
不思議に思っていた疑問が解けました、回答ありがとうございました!

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