9年10万km走行、いいクルマでした!
それまで乗っていたアコードクーペの調子が悪くなってきたのと、ドアが2枚なのを不便に感じていたので、98年に購入
2008.7.15
- 総評
- 9年10万km走行、いいクルマでした!
それまで乗っていたアコードクーペの調子が悪くなってきたのと、ドアが2枚なのを不便に感じていたので、98年に購入しました。
当時はワゴン全盛で、比較対象はプリメーラワゴンとフォレスター。プリメーラワゴンは出て間もないCVTに違和感があったのとセールスの売る気のなさに幻滅・・。フォレスターはなかなか良かったものの、インプレッサと同じ内装という色気の無さに加え4WDを重視していなかったので事実上最初から本命だったアコゴン中心に交渉、購入を決めたのでした。
98年の秋に購入し、家族構成が変化して08年の春にミニバンを購入するまでの9年強、途中アルファ156スポーツワゴンに乗り換えようと思ってハンコまで持ち歩いていましたが、ビートにも乗っているのにこれ以上クルマに手間をかけたくない(笑)という思いに加え、査定に出かけたオートテラスで
「今中国は鉄が不足していますから1台15,000円でどうでしょう」
と、いきなり原材料ベースの話をされたのが不憫で4回目の車検を通すことに・・。
結局はその数ヵ月後に156でなく現実的なMPVに乗り換えたわけですが、その間の10万6000kmを大きなトラブルも無く走りきってくれました。
最後はオートテラスよりも爆安な下取り額で売却したアコゴン、果たして今はいずこ・・・中国のビルの鉄筋か!?
- 満足している点
- ○やっぱりあのスタイル!
特にフロントの表情は、売却直前まで見ていて惚れ惚れするようなデザインでした。新車がたくさん並ぶ百貨店の駐車場などで他の車と見比べるとさすがに飽きがくるものの(特にリア周りは押し出しが無く貧相)、今でも街で見かけると悪くないね~と思います。
○必要充分な150馬力
2名乗車がほとんどという点を差し置いても、普段使いでも高速移動でも不足を感じたことはほとんどありません。緩慢に感じるのはフル乗車の加速時くらい。その状態でも今のMPV1名乗車時よりも軽いはずですから、軽いことはいいことです(^^♪
○チープ感の少ない内装
機能とデザインがあまり直結していない感のある現在のガンダムチックなホンダ車より内装は上質かと思いますよ。
○意外と多い積載量
傾斜の強いリアガラスに似合わず、ガンガン荷物を詰め込めます。日常生活の中では段ボール箱でもない限り意外と荷物を上に積み上げることがないので、傾斜がデメリットになる局面はほとんどありませんでした。
○レギュラーガソリン使用可
CF6はハイオク仕様なのですが、レギュラーガソリンを入れることがほとんどでした。それでも不満なく走っていたもので・・。
- 不満な点
- 今このレビューをご覧の方は、これから中古で購入される方が多いでしょうから、98年式のアコゴンを9年強乗ってきたらこうなった、と言う点を少々・・。
●今となっては古臭い4速AT
MTのようにマニュアルでもギアを選択できますが、4速では積極的に使用することも少なく、エンジンブレーキを意識的にかけたいときくらいしか使いませんでした。
また、10万キロ近くになってくると1速発進時のショックが大きくなってきてATFを交換してもあまり改善しませんでしたので、丁寧にアクセルを開けてやる必要があります。
●こまごまと劣化
リアのエンブレムが剥がれ、ヘッドラップのゴムがピローンと垂れ下がり、黒いモール部分にはコケのようなものが・・。
他の方の書き込みにもあるようですので共通の劣化箇所のようです。あと、ドアロックが効きにくくなり交換しています。
●高速でも市街地でも代わり映えしない燃費
購入直後は10km/lオーバーすることも多かったですが、ここ数年はおおむね7~8km/l台を推移。とはいえ、ちょい乗りメイン&環八をはじめとする屈指の渋滞にまきこまれてばかりの状況でしたのでやむなし?
●微妙にゆがむリアガラス&あまり役立たないリアワイパー
デザイン重視で屈折しているリアガラスですので、バックミラー越しの風景が若干ゆがんで見えます。また、リアワイパーのウォッシャーノズルの位置が微妙で、ウォッシャー液を出してもワイパーがほとんど外へ押し出してしまいました(苦笑)
- デザイン
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- 走行性能
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- 乗り心地
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- 積載性
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- 燃費
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- 価格
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- 故障経験