ホンダ アコードワゴン 「良くも悪くも国内ミドルクラスの平均的な車...」のユーザーレビュー

良くも悪くも国内ミドルクラスの平均的な車...

2003.3.25

総評

良くも悪くも国内ミドルクラスの平均的な車というのが半年乗った感想です。デザインは好みがあるので別ですが、私はとても気に入っています。
モデル末期時にディーラー曰く最終生産車を購入したので、驚くほどの値引き額で購入できました。アテンザやプリメーラ・レガシィも試乗しましたがどれも個人的にはデザインやインテリアの質感・エンジンフィールなどで一長一短有り、私の予算では総合的に一番満足出来る選択となりました。
新しいアコードワゴンは、他の方のインプレを読む限り今の私の不満を概ね解決する方向に進化したようですね。私は購入後半年しか経っていないので、当分買い換えることは無いと思いますが、魅力的な存在です。しかし本音を言うとデザインはいまいち。アテンザのほうがカッコよく見えますね。
ちなみに燃費は、私がかなり飛ばすほうということも有り、高速で10km/l・街中で7km/l程度です。

満足している点

■エクステリア
リヤゲート廻りは何度見てもカッコイイ。全体のバランスもセダンよりよく見えます。個人的にはエアロはリップスポイラー以外要らないと感じます。

■インテリア・快適性
プレミアムスタイルは一部本皮+ブラックインテリア。標準のviのインテリアに比べてかなり高級感が有り、私も家族も大満足です。荷物スペースも、よく狭いと言われていますが結構入りますよ。個人的には不満ないです。

■走行性能
2.3lのVTECエンジンはシングルカムの割りによく走ります。レッドゾーンは6000rpmちょいですが、ATのシフトタイミングもそこまできれい引っ張ってくれるようになっており、エンジン自体も頭打ちなく回ります。さすがHONDAエンジン。だからシーケンシャルATで引っ張っても楽しいです。昔乗っていたVT250F（バイク）のエンジンを思い出します。F23Aでここまで出来がいいので、H23Aを積んだSIRはどんなに気持ちいいのかと少々あこがれますね。
ノーマルの足回り・ブレーキも、普通に走っている分にはおおむね満足。旅行で東京→京都→飛騨高山→東京と高速道路で移動し、途中豪雨にもたたられましたが、制限速度+αの巡航から街中まで安定した操安性で、旅を通してあまり疲れませんでした。元々の車体剛性の高さを感じます。

不満な点

■エクステリア
ホンダの車全般の傾向ですが、タイヤとフェンダーの隙間が空きすぎです。

■インテリア・快適性
エンジン音はそんなに気にならないのですが、舗装面が粗いときのロードノイズがとても気になります。弟が乗っているFitあまり変わりない感じですか。あとシートの座面が小さく感じる（私は身長175cmの標準体型）し、ランバーサポートも欲しいところです。
また、内装の本皮インテリアを除いたコンソール・スイッチ等の質感は、不満までは言いませんが特に高いとは感じられません。もう1段がんばってくれると云うこと無しなんですが。リヤシートからの軋み音も出てますが、定期的なグリスアップでいまのところ収まっています。

■走行性能
他の皆さんも指摘されていますが、ATの1→2速へのつながり悪し、シフトショックも大きいです。特に渋滞等の微妙なスロットル加減の時によく顔を出します。電動パワステもいまいち。ゴムをねじるようなフィーリングは今でこそ慣れましたが、ハンドルを切った後の戻りが不自然なのは如何かと。個人的には一番重い位置で症状が緩和されるような気がして、気がつけばこの位置ばかり常用しています。
また、贅沢を言えば足回りももう1ランクアップを望みたいですね。高速や峠を飛ばすようなシチュエーションでは、初期の当たりが硬めに感じる割に大きなGがかかった時に踏ん張りが利かない様に思えます。私は見てくれもかねてインチアップ+スプリングをTEINのHiTechに変えました。当然乗り心地は悪化しましたが家族の許容範囲に収まり、ハンドルを握る私は大変満足しています。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験