フェラーリ 458イタリア 「458イタリア 早速乗り込み、エンジンを掛ける。 このあたりは599と同じ。 違うのは主に４点。 ひとつは「オート」ハンドブレーキ。 フットブレーキを」のユーザーレビュー

458イタリア 早速乗り込み、エンジンを掛ける。 このあたりは599と同じ。 違うのは主に４点。 ひとつは「オート」ハンドブレーキ。 フットブレーキを

2012.3.18

総評

458イタリア
早速乗り込み、エンジンを掛ける。
このあたりは599と同じ。
違うのは主に４点。
ひとつは「オート」ハンドブレーキ。
フットブレーキを踏むと、掛かり
アクセルを踏むと自動的に解除される。
２点目はウインカー。
ハンドルに組み込まれたボタンをプッシュすると
ウインクする。もう１回押すと解除。
面白いアイデアだが、これは従来通りの方がいいと
個人的には思った。
３点目は、デュアルクラッチ。
カリフォルニアでも経験済みだが、コレはイイ。
というより僕には必須。
デュアルクラッチ搭載じゃないと欲しくないと思ったくらい。
シングルクラッチは、変速ショックも少しあるが、それよりも
トルクの盛り上がりに「水を差す」のが嫌い。
４点目はシート。
599はバケットタイプで、「両サイド～お尻」を締め付けるが
458のは高級セダンのそれ。
「ノンバケットタイプ」であり、
本革の厚みもあり、ラグジュアリー。
座り心地はこっちの方がいい。
さて肝腎の走りはどうか。
２５００回転を越えると、それまで静かだったエンジンが
低い唸りを上げ、ひときわ存在を主張するようになる。
決して不快ではない。
２５００回転以下では、普通に会話できる。
信号で少しダッシュしてみる。
交通量の関係で全開にはできないが、それでも速い。
変速ショックは皆無だし、それよりも
シングルクラッチ車には避けられない
「トルクの中断」が無いのが気持ちいい。
パワーはどうか？
599の0→100km加速は3．7秒。
458は、3．4秒。
しかしこれはデュアルクラッチによる
「トルクの中断が無い」のも大きいため、
パワーそのものでは599に軍配が上がるような気がする。
というより、599のトルク感は有り余り過ぎていて
アクセルを床まで踏めない。踏むようなシチュエーションが無い。
対して458は、そのような「恐くて踏めない感」はない。
（直線での話。599は直線でもパワーがありすぎて床まで
踏むのは恐い）
そういう意味では「運転して操っている感」は458に軍配が上がる。
これは駆動方式の違いによるところも大きいように思われる。
すなわち、重量の一番大きいエンジンを真ん中に配している
MR方式は、自分を中心にコーナリングしているような
「人馬一体感」がある。
「458、面白いかも！」
人馬一体感があり、自由に思いのまま操れる・・・
この感覚は、かつてアルピナB5Sを試乗したときの
感覚に似ていた。

満足している点

スタイリッシュであること。

不満な点

V8であること。
フェラーリ全般に言えるが
コーナーは怖くて踏めない。
車重が軽く（長所でもあるが）パワーがあるので
どこかに飛んでいきそうで、踏むのが怖い。
ピレリPゼロは、接地感があまりない。
FFは、その点、雨の日でも振り回せるし、
雨の日でも全然怖くない。
（これは今までのフェラーリでは感じなかったことである）
これはミシュラン・スーパースポーツの出来の良さも
一役買っていると思われる。
フェラーリには、ピレリよりも、ミシュランがいい。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

-

積載性

-

燃費

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価格

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故障経験