ダイハツ テリオスキッド のみんなの質問

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平成21年式のワゴンR4wdかテリオスキッドのどちらかで悩んでますます。どちらが4WD機能は良いのですか?エアコンに不具合が多いのはどちらですか?テリオスキッドは平成17式です。詳しい方お願いします

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回答一覧 (6件)

  • 四駆システムについては、テリオスキッドは本格派で、ワゴンRは簡易的なものです。
    しかし雪道での走破性は四駆システムのほか、様々な要素による総合性能になります。以下、説明いたしますが、最後までお付き合いいただけましたら幸いです。

    ■雪道での性能を左右する要素

    主に以下のような要素があります。

    ①最低地上高
    ②車輪の大きさ
    ③車両重量
    ④重心
    ⑤四駆システム
    ⑥デフロック・電子デバイス

    ■1)最低地上高

    雪道では車両底面が雪面に乗り上げると動けなくなりますので、最低地上高は高いほど有利です。この点では、ワゴンRよりもテリオスキッドの方が有利です。

    ■2)タイヤの大きさ

    車輪は大きいほど、雪面の凸凹にハマらず、スタックしにくいです。また、最低地上高も上がります。SUVが大きな車輪を装着している所以ですね。この点において、テリオスキッドはワゴンRよりも有利です。

    ■3)車両重量

    軽いほど、よく止まり、よく曲がり、よく登り、安全に下れます。確かに重たいと雪面にタイヤを押し付ける点ではグリップに有利ですが、斜度が急になるに従い、その重量は坂道を落下するエネルギーに作用します。この点、ワゴンRの方が少し有利になります。

    ■4)重心

    重心は低いほど有利です。重心低いほうが運動性能に有利ですが、雪道ではその差がさらに顕著に表れます。この点においては、若干ワゴンRの方が有利です。とはいってもワゴンRも重心低いほうではないのですが。

    ■5)四駆システム

    昔は4WDといえば「パートタイム式4WD」でした。通常は2WDで走行していて、悪路など走行するときのみ、ドライバーの意思で4WDに手動で切り替えます。4WDにすると前後輪は一体化しますが、グリップ路でハンドルを切ると、後輪が前輪よりも回転が遅いため、前後輪のグリップがケンカしてブレーキかかかる「タイトコーナーブレーキング現象」が発生します。その他危険性もあるため玄人向けの絶滅危惧種になり、現行車種では、ジムニー系、ハイラックス、NV350等に限られます。テリオスキッドやワゴンRは、このパートタイム式4WDとは異なります。

    <テリオスキッド>
    テリオスキッドの四駆システムは「センターデフ式フルタイム4WD」で、エンジン駆動の四駆システムの中ではこの機構が最強です。ランクルやレンジローバーも基本は同じ機構です。エンジンの出力は一度センターデフが受けて、そこから前後輪に分配されます。軽自動車では唯一テリオスキッドにのみ搭載されています。しかし重たくなりコストもかかることから、軽自動車はおろか、ほとんどの四駆でセンターデフ式フルタイム4WDが採用できなくなっています。テリオスキッドの場合はセンターデフをロックできるので、本格的な悪路にも対応できる仕様。センターデフは「デフギア」そのものですが、コーナー等で前後輪の回転差を抵抗なく差動制御してくれます。このセンターデフをロックするとパートタイム式4WD同様にタイトコーナーブレーキング現象が発生します。

    <ワゴンR>
    一方、ワゴンRは「スタンバイ式4WD」と呼ばれるもので、エンジンの出力は前輪に直結しており、後輪にはプロペラシャフトで出力を伝えますが、その間に「ビスカスカップリング」という装置が挟み込まれています(貼付図参照)。通常の直進走行ではほぼFFなのですが、前輪が空転するなどして、前後輪に回転差が発生すると、ビスカスカップリング内の油圧が高まり、後輪へのクラッチをつなぎ機械仕掛けで自動的に4WDになります。そして前後輪の回転差がなくなるとほぼFFに復帰します。ビスカスカップリング自体はマイルドに機能するため「タイトコーナーブレーキング現象」が起こらず扱いやすいのですね。また、軽量安価に4WD化できるので、ジムニー等(パートタイム式4WD)を除き、軽自動車はほぼこのスタンバイ式4WDです。こうした機械仕掛で四駆になるスタンバイ式4WDを「パッシブ・トルクオンデマンド型4WD」と呼びます。それに対して電子制御で四駆に切り替えるスタンバイ式4WDを「アクティブ・トルクオンデマンド型4WD」と呼びます。現在はこのアクティブ型が主流ですが、軽自動車の場合、アクティブ型は存在しません。
    しかしながら、スズキはワゴンRがスタンバイ式4WDであるにもかかわらず、カタログに「フルタイム4WD」と記載していますので、多くの消費者を混乱させています。ご注意ください。
    とはいえ、スタンバイ式4WDてあっても、雪道では十分に頼りになります。

    ■6)デフロック・電子デバイス

    <オープンデフ>
    雪道でスタックする大きな要因はデフギアです。左右の駆動輪の中心にはデフギアがあり、コーナーで左右の回転差を抵抗なく差動制御する優れものです。しかし、片輪が空転すると、反対側の車輪にグリップがあっても空転し続けるという致命的な欠点があります。こうした素の状態のデフを「オープンデフ」といいます。これゆえに雪道ではスタックしやすくなるのですね。なので、必要なときのみデフの機能を制限する「LSD」を取付ける車両もあります。

    <片輪スタック・対角線スタック>
    ワゴンRの4WDにも、前後輪ともに2つのデフギアがありますが、前後共にオープンデフです。テリオスキッドには前後輪の他にセンターデフがありますが、これら3つともオープンデフです。この場合、4輪のうち一輪でも空転すると進めなくなりますので、テリオスキッドにはセンターデフロックを備えています。しかし前と後のデフはオープンデフのまま。なのでセンターデフロックしても、片側2輪が空転すると進めなくなる「片輪スタック」が発生し、また「対角線スタック」といって、右前輪と左後輪または左前輪と右後輪を空転させてしまうと進めなくなります。これを防ぐためには左右輪のデフロックかLSDが必要になります。なのでテリオスキッドだとしてもそのままでは、万全とはいえないのですね。

    <ブレーキLSD>
    しかし、最近のクルマは「ブレーキLSD 」という電子デバイスが装備されるクルマが出てきています。これは、4輪個別にブレーキのかけられるABSの応用により、オープンデフの欠点を逆利用して、空転した駆動輪にだけブレーキをかけます。それにより強制的に逆側の車輪に駆動力を発生させます。LSDのような追加装備なく、プログラムだけで飛躍的に走破性がアップします。この装備はランクルは当然のこと、ワゴンRベースのハスラーにも装備されます。もしも走破性という切り口であれば、ワゴンRよりもハスラーの方が遥かに走破性が高いです(テリオスキッドにも装備されていません)。


    テリオスキッドはワゴンRよりも約100kgくらい重たいです。設計も旧いので、普通の雪道走るだけならワゴンRのほうが日常も快適ですし、深雪でなければ雪道も必要十分です。
    しかし、テリオスキッドのようなクルマは唯一無二で、希少価値から一部マニアがついています。テリオスキッドをカスタムして乗るというのもアリだと思っています!希少です。

    大変長くなり失礼いたしました。何かご不明な点がありましたら追加でご質問いただけましたら幸いです。

    ■ダイハツ テリオスキッド 主要諸元
    ・全長×全幅×全高:3395×1475×1695mm
    ・ホイールベース:2420mm
    ・車重:990kg
    ・エンジン:直列3気筒DOHCターボ
    ・最高出力:64ps/6400rpm
    ・最大トルク:10.9kg-m/3600rpm
    ・燃費:16.8km/L(10・15モード)

    ■ワゴンR MH23S 4WD
    ・全長×全幅×全高 3395×1475×1660mm
    ・ホイールベース 2400mm
    ・車重:900kg
    ・エンジン:直列3気筒DOHC (N/A)
    ・最高出力 54ps/6500rpm
    ・最大トルク 6.4kg・m/3500rpm
    ・10・15モード燃費 22.5km/L

    ●追記 エアコン

    エアコンはいずれも故障の多い部分ですが、修理対応している個体かどうかによって、運不運があると思います。ひとついえることは、ワゴンRのほうが個体数も多いため、リビルド品も多く出回っていると思います。テリオスキッドも、ワゴンRも、詳しいお店から買うのが良さそうですね。


    貼付図はワゴンR等のビスカスカップリングを使ったスタンバイ式4WD(パッシブ・トルクオンデマンド型4WD)です。

    回答の画像
  • 特に詳しい訳では有りませんが参考になればと思います。初度登録平成14年のテリオスキッドに乗ってます。トルクはワゴンRに比べて強いと思います。大きな不具合は殆ど無く経年劣化によるオイル漏れは有りましたが、ガスケット交換により解消しています。勿論10万Kmでタイベルの交換はしました。ワゴンRには乗ったことが無いので分かりませんがエアコンは特に不具合は有りません。ホイールが15インチのためタイヤ交換の際、費用が多少高くなりますね。特に細かなメンテはやって無いですが何の不具合も無くバリバリ走ってます。デザイン重視で選んだのでラゲッジスペースが狭いのが残念な点ですね。それぞれの仕様表を比較して検討されれば良いと思います。

  • テリオスキッドはフルタイム4WDです。
    正直4WDが必要なのは雪国へ行く時ぐらいです。日常ではほとんど必要ないでしょう
    エアコンは、壊れるときは壊れます。
    オートエアコンがない方が壊れにくいと思います。
    テリオスキッドは旧式のEFエンジンです。

    中古で買うなら年式の新しいワゴンRの方が良いかと思います。

  • そりゃ、4WDの性能で選ぶならテリキやろうな。
    ワゴンRは生活4WD、テリキは「センターデフロック機構」がある本格的な4WD。
    比べるまでもない。
    しかし、車そのものの出来はワゴンRが数歩上やろう。
    いかんせんテリキは設計が古くエンジンも古いタイプのもので、エンジンの出来もさることながら燃費もかなり悪い。
    エアコンに不具合が多いのは、圧倒的にワゴンR。
    何せ、頻繁にリコールをしるらしいから。( ˘ω˘ )

  • どちらが4WD機能は良いのですか?
    テリオスキッド

  • 4WDの性能に関しては言うまでも無くテリオスキッドです

    ワゴンRの4WDはパッシブオンデマンドで
    前輪のスリップを検知したら、ビスカスカップリングが
    後輪にトラクションを加え、4WDになる所謂、生活四駆なのに対し
    テリオスキッドは、機械式センターデフにデフロックを搭載した
    フルタイム4WDで、スタックしてもデフロックスイッチをONにすれば
    4輪直結になるので、楽に抜け出せます

    あと、ボディもビルドインラダーフレームモノコックで
    モノコックのボディにラダーフレームが溶接されているので
    剛性力も高く、よくSUVがなんちゃって四駆とか
    街乗りSUVとか揶揄されますが、テリオスキッドに限って言えば
    ガチのオフロード性能を備えています

    https://bestcarweb.jp/news/117791

    ただ、デファレンシャルギヤを多く搭載しているのと
    ビルドインラダーフレームモノコックの所為で車重は重いので
    燃費はそれほど良くありません

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