シトロエン C4 カクタス 「シトロエンらしさが詰まったユニークな実用車」のユーザーレビュー

シトロエンらしさが詰まったユニークな実用車

2023.5.11

総評

シトロエンの歴史の中で2CVやDSほどのインパクトはもちろん無いが、現行シトロエンラインナップのデザインやパッケージの試みが詰まっていて前衛的とも言える車。小さなエンジンで軽量な車を簡素な5ETGとパドルシフトで引っ張る運転の楽しさに目覚めてきました。
車自体のユーティリティ:BX＞カクタス＞C6
乗り心地:BX＞C6＞カクタス
都内での機動力:カクタス＞BX＞C６
ロングドライブ:C6＞BX＞カクタス
維持費:C6=BX＞エグザンティア＞カクタス
駐車場断られる確率:C6,BX_10%、カクタス_無し
チャーミングさ:BX=C６=カクタス
気を使わなさ:カクタス＞BX＞C6

満足している点

実用的で最低限の機能と性能だが、運転の楽しさがあって長距離ドライブも楽しめる事。外観デザインや内装デザインに共感できる車で、わざわざ所有してみたいモチベーションが保てる事。

不満な点

中央の大きなモニターにナビが表示されない事。
エアコンや音響の設定もそのモニターのタッチパネルで操作にひと手間かかる事。
C6より重いリモコンキー。
冬場は静電気が凄く発生するファブリックシート（？）

デザイン

5

外装、内装デザインは機能的に上手くまとてられていて、高級感やスポーティーさが全く無いのが良い。現在販売されている車のほとんどは余計なデザインやサインを妥協するしか無いが、そのポイントが極めて少ない車といえる。

走行性能

3

エンジンは1200NA、80PSで最低限。スタートから2速に入るまではもの凄く遅いが、2速に入れば日常利用で不満は無くキビキビと走る。高速のロングドライブは制限速度内ではストレス無く走る。

乗り心地

3

シフトアップとダウンを感じずにはいられない5ETGは、1速から2速に入る時にギクシャクを感じる事がある。高速では車が軽いからワダチなどで不安に感じる事がある。エンジン音は軽快なガラガラ音でBXを思い出す。

積載性

3

そんなに詰めそうでは無いがトランクスルーにするとC6より大きいモノが詰めそう。ドリンクホルダーは低い位置にひとつだけ。助手席のエアバックが天井だからダッシュボードの収納はしっかりとれている。

燃費

4

街乗り10〜13キロ/L、高速15キロ/L、高速80キロキープで20キロ/L。

価格

4

中古車で買ったが新車価格と余り変わらない。

故障経験

特に無し。