乗用車にエンジン２基搭載は絶対にありえないですか？

Question

例えば軽自動車用エンジンを２基積んだ小型車と、1300ccエンジンを１基積んだ小型車の場合では、排気量はほぼ同じですがエンジン２基のほうが重量も重くなるうえ、搭載スペースからいって車室内も狭くなるのは容易に予想できるのですが、もしこれら２車を比較した場合、エンジン２基のほうにも何らかの利点があって、もしかしたら成立するということもありえないですか？（例えば前後に分けてエンジンを搭載してそれぞれの車軸を駆動させて４駆にしたら、抜群の走破性などもありえないですか？）

Answer 1

シトロエンの２CV（かなり古い車両）はエンジン２基掛けだったはず・・・。市販車ではこの車両だけかな？

質問者からのお礼コメント

市販車にも存在したとは驚きです。ご回答ありがとうございました。

Answer 2

市販車ではメリットないでしょう。同じエンジンが２基ならそれぞれにインジェクションや冷却装置が必要になりますし、前後に搭載して４ＷＤにするには前後のエンジンを協調させる必要もあるし。
競技用の車にはツインエンジンあるけど市販車としては非常に使い勝手が悪くたぶん需要もないので量産ではなくほんの一部のマニア向けにハンドメイドで造る事になるでしょう。
中古車屋の宣伝車で車の前半分同士をくっつけて前から見ても後ろから見ても同じ車…というのは以前見たことありますよ。実際にナンバー取得してあり自走可能なへんてこりんな車でした。

Answer 3

＞乗用車にエンジン２基搭載は絶対にありえないですか

デメリットの方が多いですよ
http://forums.vwvortex.com/showthread.php?5861509-twin-engines-lets-see-them

ハイブリッド車みたいに
違う構造のエンジンは良いです

Answer 4

市販車ではないですが、スズキのカルタス・エスクードのレース車両で
前後に二つのエンジンというのが過去にあり、
パイクスピークというヒルクライムのレースで、
ツインエンジンを搭載したエスクードはモンスター田嶋の手で総合優勝しました。
http://www.suzuki.co.jp/dom4/motor/01/pikes/history.htm

Answer 5

パイクスピークに出場している田嶋選手のマシンはツインエンジン（カルタス）でしたよ。
理由は所属と言うか関係が深いスズキに大排気量エンジンが無かったからです。

その後エスクードに比較的大排気量のエンジンが設定されるようになってからはシングルエンジン車にもどったりしました。
二基のエンジンの同期や補機類もおよそ二倍になるなど問題も多いです。

と言うか知っていて聞いているとしか思えないんですけどｗ

Answer 6

市販車両ではありませんが、
エスクード・パイクスピーク仕様
（パイクスピークを駆け上がるレース専用に調整（設計）されたエクスードです。）
が２基のエンジンを積んで、それぞれ前輪、後輪を駆動させています。
前後のバランス（同期）は、アクセルワイヤをその都度微調整すると言う非常にアナログな調整方法でやっているそうです。

市販車両で良く似たのには、e-4WDと言うのがあります。
簡単に言えばＦＦ車両の後輪に電気モータを取り付け、前輪はエンジン駆動、後輪は電気モーター駆動と言う方式です。
エンジン２基ではありませんが、一応市販はされています。

Answer 7

それをやってるのが4WDのミッションです。前後でトルク配分をかえるものもあります。

わざわざ2機積まなくても、ミッション1つあれば済みます。

2機積むって事はFFFRかFFRRになるかと。
前者は超フロントヘビー、後者はトランクが作れません。
おまけにエンジン以外にも吸排気系統・冷却・プラグ・セルモーターが2セットずつ必要でメンテ費も倍になります。

Answer 8

V12なんてほとんど2基搭載じゃん。
片側6発なんだから。

Answer 9

前後それぞれのタイヤを駆動させるのはなかなか面白い発想ですが、
前後のエンジンが回転合わなかったら意味ないですね。