車のマフラーについて質問です

Question

マフラーとエキパイの区別も微妙な人間なのでアホなこと聞いてたら大目にみてください
長ったらしく説明すると面倒なので例えで単刀直入に質問します

排気量も小さく回転数も普通の車にGT-Rのマフラーをつけるとどうなるのか
排気量6.0リッター越えだけど400馬力のアメ車(カマロ)などの高排気量の車にGT-Rのマフラーをつけるとどうなるのか

この2つを教えてください

(一応説明)
マフラーはサイレンサー機能なので排気量も小さく回転数も普通の車に高性能マフラーをつけると音が限りなく小さくなるのか
高回転の車のために作られたマフラーを高排気量の車につけるとどうなるのか

補足

なるほど、高性能な車の性能を無駄にしないために高性能な車のマフラーはサイレンサー機能を少なめにしてるってことですか なんか本来の役目から考えると矛盾してる気がしますが、なんとなくわかりました 他の回答も待ってみます

Answer 1

先ず始めのご質問
･｢GT-Rのマフラーを小型～普通車に取り付ける｣ですが
答えは
･発進がとってもカッタルい車になって
中間速度でもアクセルのレスポンスが悪く
高回転は普通。･･･な車になる、です。

･･･何か、思い違いをなされているようですが
マフラーの仕事は消音だけではありませんよ?
もっと大切な「出力を生み出す」器官なのです。

エンジンでは常時ガソリンを添加した空気により
爆発が起きています。それは直で聞くと
小さな子供が泣き出す位の、連続した大きな破裂音なのです。
それほど激しい音を生み出すと同時に、
ある程度離れた周囲にもその音を運ぶほどの
｢強い気流を持った」排気ガスを生んでいるのですね。
その音がマフラーを通すことで、あそこまで穏やかになる･･･
それは、内部の消音材で音を吸収すると共に
◎音を運ぶ気流に大きな抵抗をかけている
という事でもあるのです。
気流も弱まるから、空気を振るわせる音の伝導も少なくなり、結果
耳に届く音も少なくなる･･･という事です。

そしてこの｢排気の気流に抵抗を掛ける」というのは
車の性能も大きく左右しているのです。

車が静止状態から勢い良く加速するには｢踏ん張り｣が必要です。
いうなれば、陸上選手が小学生の様な
立ったままのスタートをしないで、足の下にカタパルトを置いて
わざわざ屈んでクラウチングポーズでスタートをする。何故か？
これは
｢静止時から動き出す為には、より踏ん張りが利いた方が早いから｣
に他なりません。この踏ん張り＝推進力を｢トルク」というのです。
そう。その車に見合った、適度な抵抗を持ったマフラーは
トルクの発生に無くてはならない物なのです。

そのエンジンに見合った抵抗を生むマフラーを、許容量の多い物に
変更してしまうという事は、いくら排気ガスと気流を生んでも
余裕で許容されてしまってスカスカ･･･という事になり、言い換えると
車にとっては
「カタパルトもクラウチングもナシ! 小学生スタートでやって!!」
と言っているのと同じなのです。･･･車、めっちゃトホホですね。

しかも、35Rならノーマルで１･7トンが300キロ以上に加速するだけの
膨大な排気気流をカバーする容量があるのですよ？
こんなもんを普通車に付けちゃったりしたら･･･いくら普通車が
がんばって回転数を上げて排気気流を生み出してもスッカスカで
加速の為のトルクを旨く生み出せない･･･でしょうね。
だから、この交換は、普通車の初期～中間加速を無効にする
（加速を生めない）デッドチューンでしかないと言う事です。
だから上記の答えになります。･･･原付では良く見る現象ですね。

次のご質問ですが、ご要望のV8、6000ccを搭載となると
コルベット C7 LT1エンジン 6200ccになりますね。
実は、コルベットはGT-Rに比べてZR1グレードでも1･5トン。
200kg以上GT-Rよりも軽いのです。（GT-RはVスペでも1･7トン程）
しかも、GT-Rが6000回転付近までトルク＝排気気流を
生み出し続けるのに対して、コルベットは高回転が苦手。
回しても力が出ないので、エンジンが力を出し切るのは4000回転付近･･･

全体的にGT-Rマフラーの方が、沢山で強い排気気流も許容するように
設計されているのではないか?･･･と思えます。
そして、一つの例として、V35 GT-Rに乗っている知人が
トヨタ最速のドリームスーパーカー「レクサスLFA」を試乗し
軽くて高級だけど「速くは･･･ないなぁ」と言っていました。
重い物が加速するという事は、軽い物を加速させるよりも
より大きなエネルギーと力の流動を必要とするのです。
そのインパクトに慣れてしまっているので
私の知人は軽量なLFAをドライブしても感動しなかったのでしょう。

･･･この事から恐らく、倍近い排気量の違いがあるとは言え
体積が軽くて、気流発生量もトントンか少ない可能性が高いコルベットに
GT-Rのマフラーを付けても
◎普通に許容して、むしろ軽快に走る可能性が非常に高い
という答えになる･･･と思います。

質問者からのお礼コメント

なるほど、消音機能ばかり考えていました。
流体の連続の式で考えれば、ある程度抵抗を強くしたほうがエンジンの踏ん張る力が上がるのは当たり前でしたね。
だからノーマルマフラーのほうがよかったという感想を言う人もいるんですね。
車重や排気量や過給機のことが考えれるようになってからマフラーのことは考えることにします。

Answer 2

K20タイプRのマフラーを
2200に流用したけど、うるさくて廃棄した

Answer 3

マフラーから出る排気音の大きさ(騒音量)は、どの様な物を付けても同じであるとは一概には言えません。

他の方が書いている内容は決して間違いでは無いとしても勘違いされやすい回答。
騒音量は純正内の流用なら音質変化により低音寄りとなる事で若干煩くなった様でも、騒音量はさほど変わらない場合もあります。
私は1500ccのインプレッサに2000ccターボ(WRX STi)なマフラーを流用加工し取付た事がありますが、抜け=音量ではなくマフラーの消音部の構造等に依存し音量は大して変わりません。
同じ様に流用は他でもやった事がありますが、純正流用なら音量はほぼ上がりません。

恐らく他の方の場合は社外や他車種等の様々な要因が考えられます。


排気の抜け具合もバランス次第ですから、組み合わせ次第で小排気量車に大排気量車のマフラーを付けたからバランスが悪くなると言う事も出来ず、バランスが取れていれば性能は上がりますし音量は静かなままも可能。
大排気量に小排気量のマフラーは詰まって本来の性能発揮が出来ません。

ある意味で簡単に試せるのは、マフラー出口の大きさを変える事で体験可能。
大きくする事は出来ないので、空き缶やパイプ等で内径を絞るための物を用意して有無で比較すると体験出来ます。

Answer 4

排気量も小さく回転数も普通の車にGT-Rのマフラーをつけるとどうなるのか

排気音が上がり、パワーが上がる
抜けが良くなる


排気量6.0リッター越えだけど400馬力のアメ車(カマロ)などの高排気量の車にGT-Rのマフラーをつけるとどうなるのか

排気音が下がり、パワーが下がる
抜けが悪くなる、マフラーの容量不足

Answer 5

マフラーというのは排気ガスが抜け難いと音が小さくなるという原理を利用して消音させています。
したがって高性能車のマフラーを普通の車に付けると排気が抜けやすいため音が大きくなります。

たとえば普通のインプレッサにＳＴＩ用のマフラーを付けると低速ではそれほど気にならなくとも高回転になるとスポーツマフラーと同じように音が大きくうるさくなります。
その代り高回転になってもパワーダウンし難くなるかもしれません。

カマロ等のＮＡで大排気量車にＧＴ-R（3700+ターボ）のマフラーを付けても殆ど変わらないか少し静かになるでしょう。
これはＧＴ-Ｒのようにターボエンジンというのはエンジンに強制的に排気量以上の空気を入れるためで実質ノーマル排気量の1.5～2倍近くの空気が入る事もあり、3700ｃｃの2倍＝7400ｃｃのエンジンと同等になるためです。

Answer 6

補足です。
いえいえ、サイレンサー機能を少な目にしているのではなくて高性能なエンジンに釣り合うように容量を増やしているだけです。
大きなエンジンにも更に太いマフラーを付けると、小さいエンジンに普通車のマフラーを付けた時のようにうるさくなります。
太いマフラーで静かにしたければ最近の車によくあるようなサイレンサーを左右に2つ付けて容量を稼ぐのが手っ取り早いでしょう。


小さい車に大きな車のマフラーを付けるとうるさくなります。

答えは簡単。

それは抜けが良くなった社外品がうるさいのと同じです。
自分は1600の車に2000の車のマフラーを溶接して付けたんですが、アイドルでは静かだけど回すとバイクみたいに高音になりましたよ。

大きな車に小さいマフラーだと詰まり気味になるので本来の性能も出せないので静かになるでしょう。