愛すべき車です
2000年に新車で購入して現在で10年目になります。ディーラー車純正のベンチシートタイプのアストロを所有してます。
アメ車に言われるよ
2009.4.14
- 総評
- 愛すべき車です
2000年に新車で購入して現在で10年目になります。ディーラー車純正のベンチシートタイプのアストロを所有してます。
アメ車に言われるような大きなトラブルはあまりなく距離は16万キロを越えましたが、いまだに元気に走ってくれます。
アメリカではミニバン扱いですが、日本で走るには大きい部類だと思います。
ここ最近になってアストロサイズの日本車が続々と出てきていますので大きさに関しては今や普通の大きい車という感覚だと思います。
バブル期の日本ではその大きさと威圧感から人気がありましたが、アメリカでは大して人気が出ず、今では生産中止に追い込まれました。世間一般の希少価値さほどありませんが、私にとってはずっと大切に乗っていきたい一台です。廃車になるまで手放すつもりはありません。
- 満足している点
- もともと商用ベース車ですので良いにも悪いにもシンプルな内装です。シンプルに乗るのもよし、カスタムカーのベースにも簡単になりえます。カスタムパーツも市販で簡単に手に入ります。
後ろのシートが脱着可能ですので大きな荷物を運ぶ時に便利です。
私は普段の足と荷物運び専用に使っていますが、ドカドカと荷物を積み込んでも平気ですし、汚れても大して気にならない、むしろ味がでてきたりするのでなんとも使い勝手が良い車です。
ノーマルマフラーはとっても静かですが、私のは交換してありますのでかなり大きい音がします。迫力ある低音ですが爆音ではありません。
長時間乗っても疲れません。
スピードを出す気にもなりません。ゆったり走るドライブには最適です。
- 不満な点
- 短所といえば短所かもしれませんが、アメ車は各パーツがそれなりに壊れるようになっていますのでメンテナンスが大切です。代表例としてアイドラアーム・燃料ポンプ・ウォーターポンプ・点火系一式(プラグ・プラグコード・デスビ)・ゴムチューブ類・オルタネーター・バッテリーは何年かすると交換したほうがいいです。このような出費と手間を嫌うのでしたらまず乗らないほうがいいかと思います。でっかいプラモデルという考えで付き合っていこうと思うならきっと楽しい車になります。
エンジンはしっかりしているので完全におしゃかになることは無いと思います。プラモデル的な感覚はアメ車全般に言えることだと思います。
燃費は町乗り5.5km/L高速で10km/Lです。空っぽの状態から1回に100L 近くガソリンを飲みますので軽く1万円を超えます。4300ccのエンジンから考えるとこんなもんではないでしょうか。
東京大阪間を往復したことが数度ありますが、大阪で満タンにして東京に行って帰り道の御殿場SAまで給油しなかったことがありました。他のレビューで燃費が悪いとかおっしゃってる方がいますが、そういうことを考えていたら乗れません。
本国アメリカは国土が大変広く、普通の移動でも日本で言う長距離移動になりますので慢性的に混雑をする日本の道路事情は基本的に考えてられません。またパーツが壊れる件もアメリカの場合、近くの修理工場まで乗っていくのにかなり遠かったりするのでパーツを買いだめして自分で交換する方が多いのです。ですので交換作業も基本的に簡単です。まさにプラモです。
大陸のように広い心で乗ってあげてください。
最後に参考にしていただきたいのですが、中古のアストロを買う場合、アメ車を販売する業者は結構悪質なところも多いです。本国から洪水で水没した車や事故車を持ってきてそれなりの値段で販売していたりします。ネットや雑誌、口コミでしっかりした業者を見つけて購入して下さい。良い業者さんはしっかりとアフターケアサービスをつけていたりします。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験