2016年1月
■2016年1月
GMジャパンはキャデラックブランドのスポーツクーペであるATSクーペに、アップル・カープレイを標準装備したほか、新たに電子制御8速ATを搭載し、2016年1月9日に発売した。
パワートレーンのうち搭載エンジンは直列4気筒2.0リッターの直噴ターボ仕様で変わらないが、トランスミッションに電子制御8速ATが新たに採用された。このATはギア間のステップを小さくすることで最適なエンジン回転数を保ち、素早いギアチェンジと軽快な加速を生み出すのが特徴。新8速ATの採用に合わせ、信号待ちなどの停車時にエンジンを停止して無駄な燃料消費を抑えるオートスタート/ストップ機能も搭載した。
ATSクーペに標準装備されたアップル・カープレイは、Siri音声コマンドによる安全で充実したドライビングを実現するもので、対応アプリを車内の画面キャデラック・ユーザー・エクスペリエンス(CUE)に直接表示し、Siri音声コマンドによる操作を可能とする。これによって運転に集中したまま、ハンズフリーで視線をずらすことなく、電話、ミュージック、メッセージなどのiPhone機能と、オーディオブック、PodcastなどのiPhoneアプリケーションの操作をこなせる。
アップル・カープレイ対応の統合制御ナビゲーションシステムであるCUEが標準装備され、VICS 3メディア対応大容量(16GB)SDナビゲーションのほか、地上デジタルTVを内蔵することで、より見やすく、より便利で、使いやすくなった。
またATSクーペに合わせてシステムアップした音響専用システムのボーズ・プレミアムサラウンドサウンドシステムも搭載され、12個のプレミアム・スピーカーにより、アップル・カープレイの機能のひとつである“ミュージックを聴く”ときに、まるでコンサートホールにいるような臨場感のあるサラウンドサウンドが楽しめる。
キャデラックATSクーペは、プレミアムのみの単一グレードの設定となる。
■2016年6月
GMジャパンはキャデラックブランドのスポーツクーペであるATSクーペに、特別仕様車「ブルーエディション」を設定して、2016年6月4日に5台限定で発売した。
「ブルーエディション」はプレミアムをベースに、ボディカラーにダーク・アドリアティック・ブルー・メタリックを採用した。
また電動サンルーフとETC2.0車載器を特別装備した。
■2016年9月
GMジャパンはキャデラックブランドのスポーツクーペであるATSクーペに、特別仕様車「ホワイトエディション」を設定して、2016年9月3日に5台限定で発売した。
「ホワイトエディション」は、ボディカラーにクリスタルホワイトトゥリコートを設定。インテリアカラーはライトプラチナム&ジェットブラックアクセントの本革シートを採用し、艶やかな質感のハイグロスサペリウッドトリムをアクセントに施している。
また電動サンルーフとETC2.0車載器を標準装備した。
2017年1月6日にはインストルメントクラスターデザインを変更して、質感を向上した。