車のターボについて ターボにはシングルターボとツインターボもっと言えばヴェイロンの4ターボなど 種類がありますが 基本的にツインよりシングルの方がいいとされていますよね

Question

軽いしレスポンスがはやいなど
ここで思ったのですが自分が乗っているレガシィはツインターボなのですが
ツインである理由 利点はなんなのでしょうか？

Answer 1

【シングルターボの利点】
・制御がシンプル
ターボが1つしか付いていないためターボの制御がシンプルである

・コストを抑える
構造が単純で部品点数が少ないため、コストを抑えることが出来る

・最大出力向き
大きなタービンを使用することで、最大出力(最高速)を得ることが出来る


【ツインターボの利点】
・レスポンスの向上
小さなターボを2つ取り付けることで、レスポンスを向上することが出来る

・低回転でのトルク
シングルターボと比較すると、低速からトルクを得ることが出来る


シングルターボよりも小さいターボを2つ取り付けることで、低回転から加給する事が可能となり、ターボラグも少ないです。

公道で最高速求めてもね、仕方ないですね。

質問者からのお礼コメント

皆様回答ありがとうございます
大変わかりやすく勉強になりました

Answer 2

レガシィのツインターボはシーケンシャルターボ。
2ステージとか2wayとか、メーカーによって言い方は違いますけど。

ツインの利点は2個のサイズの異なるターボを積むことで、ターボラグ対策をしてます。低回転域は小さなターボ(=プライマリターボ)のみを回してレスポンスを稼ぎ、高回転域では大きなターボ(=セカンダリターボ)も合わせて回すことでパワーを稼ぎます。
欠点はセカンダリターボに切り替わるときの制御の難しさと、部品点数過多による故障の可能性と高価格化です。実際レガシィはアクセル全開レブリミットで変速するとちょうどターボのインターセプトポイントにくるので失速するという欠点があります。

インプレッサや新しいレガシィはシングルターボとしていますが、ツインスクロールターボという別の方法でターボラグを減らしています。

Answer 3

ツインターボだった頃のレガシィは2ステージツインターボで、
低回転域ではプライマリー・ターボのみで過給し、
高回転域で予め過給したセカンダリー・ターボも連続して
合わせて働くものだったのですが、
プライマリー・ターボの方が負担が大きいため、
タービンブローする車が多かったです。

今ではエンジンの形式によって使い分けが進んでいます。
V6・V8エンジンだと、片バンクずつにタービンを用意した方が
排気系の取り回しがしやすくなります。

レガシィのように、2Lで水平対向4気筒だと、
ツインターボにするには排気量が少ないから、
かなり小さめのタービンを用意しないと、
レスポンスの悪化が目に見えています。

それなので、２代目・３代目レガシィは
プライマリーとセカンダリーで働きを分ける事で
対応していました。

しかし、部品点数が増えますので故障は増えるし、
コストも上がるので、それ以降の代では
シングルターボでレスポンスを良くしていく方が
メリットがあると判断されたようです。

Answer 4

ツインにも二種類あり、シリンダーの半分を割り当てる方法（V型や水平対向エンジンではパイピングがラクになり、かつ排気干渉を排除できる）と、性格の違うタービンでお互いの欠点をカバーし合う方法(FDなんかがそれ)があります
シングルタービンは最高速狙いの大出力化には有効ですが、その分レスポンスが悪くなるので、それよりも小さいタービンでツイン化(前者の方法)をとることもあるわけです ツインの後者は極めて高度なチューニング技術が必要です