現在世界最速の車は・・・

Question

それまでのブガッティヴェイロンの時速４０７キロを破ったSSCのアルティメイトエアロの時速４３２キロらしいのですが、
なぜ８リッターW16気筒４ターボのヴェイロンより６リッターV8気筒２ターボのアルティメイトエアロの方が１００馬力以上もパワーがあり、最高速も上なのでしょうか？ヴェイロンの出力にはまだ余裕があるのにあえて抑えているという事なのでしょうか？

Answer 1

1.9トン近いヴェイロンと、600kg以上も軽いアルティメットエアロ。
比べればヴェイロンはひたすら馬力を上げるより、車重に見合ったトルクも稼がないといけない。
エンジンの馬力だけでいいならヴェイロンはまだまだ上げる余地はあるでしょうが、車としてのバランスをどこでとるのかの違いではないでしょうか。

そもそも車の性格も大企業であるフォルクスワーゲングループの一員としてスペックに加えプレミアム感を持たせているヴェイロンに対して、ひたすら最高速を目指すアメリカの小企業が作るアルティメットエアロという違いもあります。
ヴェイロンはメーカーの方も「400kmを安心して出せる車」と言っているくらいですから。

最高速に関してはヴェイロンのスーパースポーツが今年アルティメットエアロを逆転したという話もあり、話によって最高速が違ったりと微妙なところなんですよね。

質問者からのお礼コメント

なるほど。詳しい説明ありがとうございました！

Answer 2

エンジン形状の差でしょう。
W型なんて無駄にしか思えません。

Answer 3

馬力って発生トルクｘ回転数なんですよ。なので、適当なエンジンを持ってきて、高回転まで回るように仕込むだけで馬力は上がるし、ターボなら過給圧を上げると馬力は上がりますよ。

排気量の大きいヴェイロンの方が確かにパワーをあげる余地はあるんだろうけど、あげたらあげたでドライブシャフトとかの補強も必要で安易にあげられません。このあたりは、SSCのほうが技術が上なのかもね。

余談だけどヴェイロンって1001馬力だったっけ？ それで時速407キロ。航空機なら300馬力あればそれぐらい出せるよ。どういう事かというと、クルマってどれだけ地面に吸い取られる馬力が多いって事です＾＾； 昔、どこかの番組で400馬力のクルマと、15馬力ｘ２の飛行機を同時に走らせると、離陸したとたん華麗に飛行機が抜いていったってやってました。

Answer 4

最終的な出力は、燃料をどの程度ぶち込めるかです。
排気量が小さくても、ターボでの加圧が高ければその分多く燃料を投入できます。
最高速はエンジンもフルパワーでしょうから、余裕を残していることは無いでしょう。
エンジンの構成の差が決定的な差ではありません。