Ｆ１マシンて一般車より遅いのですか？

Question

先ほど、一般車の最速はなんですか？と質問したところヴェイロンの431.07km/hが最高記録という回答をいただきました。


では、モータースポーツの最高峰Ｆ１では勝てないのでしょうか？
Ｆ１ファンなのでちょっと悔しいです・・・


今現在Ｆ１の最高速は2005年のライコネンの370km/hではなかったですか？（違っていたら申し訳ありません。）


最高速だけ考えて、Ｆ１をチューンすれば431.07km/hという記録に勝てますかね？



それとも無理なのでしょうかね？

今まで私はＦ１が世界１速い自動車だと思ってきたので・・・

よろしくお願いします。

Answer 1

あなたは『速い』という意味を勘違いしてますね。

確かに最高速はヴェイロンかもしれません。でも速いというのは最高速の事ではなく、タイムです。最高速が速ければいいというわけではありません。
いくら最高速が速くても加速が悪かったりコーナリングスピードが遅かったら意味ありません。
Ｆ１マシンは加速、減速、コーナリングスピード全てがズバ抜けています。
世界一速い車はＦ１マシンで間違いありません。

Answer 2

実際そのヴェイロンがＦ１に参戦したとしたら、今シーズンから参加してる、毎回トップ集団から周回遅れの新参チームにも付いていけませんよ。相手になるのはセーフティカーだけですね。

Ｆ１マシンってのは、直線スピードはさることながら、そこに到達するまでの加速力とか、コーナリング性能やブレーキの能力が、市販車なんか足元にも及ばないし、ＧＰ２等の下位クラスのレースとも比べのもになりません。

そもそも３００ｋｍまで５秒足らずで到達するＦ１に対して、幾ら最高速だけ１００ｋｍ近く勝ってるとは言え、そこに到達するのに２０秒も掛かるような性能で勝てるはずがありません。

ソルトフラッツや滑走路みたいなテストコースで何百キロ出せたところで、Ｆ１サーキットで同じ速度で走り続けられるハズなんかないですから・・・

Answer 3

F1はストレート＆コーナーが速いマシンです。
ヴェイロンは直線だけ速いです。
なのでこの二台をサーキットで戦わせたらF1マシンが勝ちます。

＞最高速だけ考えて、Ｆ１をチューンすれば431.07km/hという記録に勝てますかね？
勝てると思います。エンジン気筒数をV10～V12に変更すれば。

Answer 4

最速ではないですね。
Ｆ１は速くないけど早い。

自分の自宅を出て、公道の最短ルートを一周するするとＦ１のほうがママチャリより絶対早いかっていうと、そうでもないのと同じですね。

Answer 5

＞今まで私はＦ１が世界１速い自動車だと思ってきたので・・・

速いですよ。サーキットのタイムでF1 に勝てる車はありません。『レースで勝つ』 これがF1 の求める速さですし、普通に言っても最速の代表的定義でしょう。（加速、減速、旋回速度、ストレートでの最高速度などなど、全ての総合＝タイムです）

0-100km/h 加速も速さです。（F1 はヴェイロンに負けます）
最高速度も速さです。（F1 はヴェイロンに負けます）
いろんな指標があります。

最高速度という部分的な記録で負けたと思わなくていいですよ。なので、悔しがる必要もありません。F1 のようなオープンホイールの車は、最高速度など眼中にないのです。（だからああいう空気抵抗の大きい形をしている）

Answer 6

F1などのオープンホイールは、最高速競争であれば、どうしても空気抵抗の面で不利です。
かつて、BARホンダが最高速アタック用に改造した車両でぎりぎり400km/hを達成していたと思いますが、そんなものです。今は、排気量制限が2400ccとさらに小さくなっていますので、もう少し落ちると思った方がいいでしょう。

既存のレース車両でも、カウル付きの車両であればもっと速い速度が出ます。
例えば、20年以上昔のル・マンでは、有名なユノディエールでの最高速は既に400km/hを超えていました。それを危険視して、直線は途中2箇所のシケインで分断されるようになりました。この類であれば、ヴェイロンとほど同水準の速度は期待できます。

F1というのは、サーキットを最も早く走ることを至上命題としています。フォーミュラーカーがタイヤをむき出しにしている(そういうレギュレーションになっている)のは、最高速を犠牲にしてでも、車体を軽くして加速性能・旋回性能を上げるためです。
トータルの性能を追求したからこそ、「最高峰」と呼ばれますが、一部の機能だけに限って比較すればかなわない相手もいる、ということです。

またレース車両である以上、最高速で「競争する」必要がありますから、安全性を確保するためにある程度はレギュレーション等で最高速を押さえ込む必要性もあります。そういった制約の上で出来上がっているものですから、金に糸目さえ付けなければなんでもありの市販車とは、前提条件が違いすぎます。

Answer 7

速度を出すには、主にエンジンの出力、車重、空力がポイントです
たしかヴェイロンの記録は時速407キロだったと思います
ギネス公式の記録でなければヴェイロンよりも速いクルマはあります
たとえばSSCのアルティメットエアロとかです
ヴェイロンも1000馬力超えですが、こういうクルマはエンジンの出力が化け物並みです
F1もターボエンジンを使っていた時は1500馬力以上ともいわれましたが、最近のF1は700馬力くらいだといわれています
次に車重ですが、ヴェイロンは2トンを超えています
一方、F1はだいたい700キロ以下です
風圧は速度の2乗に比例するので、時速300キロを超えるともう別世界です
ヘルメットしていなければ息もできないでしょう
ヴェイロンはのっぺりした形をしていますが、F1は風圧を利用してダウンフォースを生み出すように設計されています
ウイングを動かして調節することはできますが、全体として風の抵抗を受けやすい形をしています
普通は高速で曲がろうとすると慣性が働いてタイヤが滑ってしまいますが、F1の場合は風の力を利用して上から数トンの力で車体を地面に押し付けています
それでタイヤは滑らずに地面とグリップし続けます
F1の速さはそこにあります
コーナーをありえない速さで駆け抜けていくのです
横方向にかかるGは4Gを超えると言われ、レーサーは皆首を鍛えています
ヴェイロンの場合4輪駆とパワーでぐんぐん加速しますが、その点コーナーはかなり苦手です
直線番長勝負には勝てるかもしれませんが、サーキットで勝負すればあっという間に置いていかれるでしょう
速さをどう考えるかによるのではないでしょうか

Answer 8

ヴェイロンやアルティメットエアロなどは何キロもの長い直線で出す記録ですからね。直線番長でなく加速、曲がる、止まるなどトータルでＦ１でしょう 。 現在の最速の車はアルティメットエアロっていう車で４３４キロだったと記憶してます。

Answer 9

ヴェイロンの431.07km/hって、ものすごく長い直線コースでの数字ですよね。
F1のコースにはコーナーもあるので、直線での最高速を目指したチューニングになっていません。
逆に、（トラクションを得る為に）リアウィングの角度を変えて最高速を抑えたりします。
最高速だけ考えてチューニングしても、それに見合ったコースでなければ最高速になる前にコーナーになってしまいます。
もし、数Kmの直線のあるコースでF1が開催されることになったら、最高速もかなり上がると思いますが、今はそんなコースはありません。
「世界一早い」という意味は、"世界の著名なサーキットで"という条件があると思えば良いと思います。

Answer 10

F1は空気抵抗が大きいので、機構の割には速くありません。
F1よりもCカーの方が全般的に速いのが当たり前です。
車は一定速度で走行すると、車に対する負荷のほとんどは空気抵抗となります。
加速・減速では車両重量の影響を受けますが、等速では重量の影響はほとんど無くなってしまうからです。
F1を正面から見るとわかりますが、タイヤが露出しているので、一種の壁と同じです。
空力性能が良い他の車と比べれば、いかにハンディキャップを持っているかわかります。

F1を直線で走らせても、最高速度は伸びません。
空気抵抗は速度の３乗に比例しますから、空気抵抗が大きいと速度が上がるに連れて抵抗はものすごく大きくなります。
F1にカウルを付けてタイヤを隠し、空気抵抗を下げればかなりの速度が出ると思います。
ただ、それはF1とは呼べないものになってしまいます。