車高調のバネを固くすると車高が上がるのですか？

Question

8k→16k
バネの長さと固定位置は同じとします

補足

どちらの回答もありますね… ちなみにタイヤをつけて着地させた場合です。 上がったとしても数ミリ程度ですよね？ センチまでは行かないとは私は思ってますが…

Answer 1

単純にバネ定数が高くなるだけであれば車高は上がります。
単純計算とするなら。
1200kgの自動車があったとして、4輪に荷重が等分布しているとします。
バネ定数が8kg･f/mmであれば、撓みは37.5mmになります。
バネ定数が16kg･f/mmであれば、撓みは16.7mmになります。
つまり20.8mm車高が上がる事になります。
しかし、実際にはプリロードをかけてバネを組みます。
これが37.5mm以上であれば、どちらも車高は同じになります。

次にバネカットについて。
線径とコイル径を変えず、自由長を変更する場合のバネ定数ですが。
長さを1/2にすれば2倍に、1/4にすれば4倍になります。
バネ定数は
k=(G･d4)/(8･Na･D3)
k:バネ定数
G:横弾性係数
d:線径
Na:有効巻数
D:コイル径
で求められます。
自由長を変更するという事は、有効巻数も同時に変更されるという事です。
有効巻数が変更されるという事は、展開長が変更されるという事でもあります。

コイルスプリングは線材の捩りによって発生する復元力を利用しています。
計算式に横弾性係数が入っている事からも分かるように、線材の断面に加わる剪断力が重要なのです。
また、横弾性係数は剪断弾性係数とも呼ばれるように、加わった応力に対してどの程度歪むかを表しています。
断面積と横弾性係数が同じであれば、同じ力ではその断面に対して捩じれる角度も同じです。
では、これに長さを合わせて考えるとどうでしょう。
同じ角度の捩じりが長さ分続くのです。
つまり、捩じる角度は長さにも比例するのです。
ここまで来れば、同じ角度を捩じる場合に、長さが変われば必要な力がどう変わるかも理解できると思います。

Answer 2

車高調のバネを固くすると車高が上がるのですか？
8k→16k

車高は
ある１定以上は上がりません