車の冬季保管（ＬＬＣの濃度） 長野県です。 冬季はマイナス２０度近くまで下がります。

Question

なので余裕を見てＬＬＣの濃度を上がておきたいのですが、手持ちのＬＬＣは５０％濃度で
マイナス４０度までＯＫです。

車は月１-２回 買い出しで片道３０ｋｍほど使うのみです。
それ以外はガレージ内でカバーをして置きっぱなしです（ﾊﾞｯﾃﾘｰ端子は外します）

ＬＬＣの濃度を５０％まで上げる必要はないと思うのですが、上げた場合のデメリットはなんでしょうか？ 熱の交換効率が少し落ちる程度？

春になったら元に戻すのであれば特に問題はない？
それとも極力上げない方がいい？

寒冷地に住んでいる方、特に北海道とかの方 どうしていますか？

Answer 1

北海道なら
LLCだけではなく、

ウォッシャー液なども
変えますよ
例）
https://hokkaido-safe-drive.info/2016/11/26/%E5%86%AC%E3%81%AE%E3%82%A6%E3%82%AA%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E6%B6%B2%E3%81%AE%E6%89%B1%E3%81%84%E6%B3%A8%E6%84%8F%EF%BC%81/

ちなみに、
ワイパーのブレードも
スノーブレードとなりますね

Answer 2

LLCの濃度を規定以上に上げると、凍結温度が上がります。
すなわち性能が劣化します。
例えば-40℃までOKの製品が、-30℃で凍るようになるとかです。

ある会社の製品の特性です。
http://www.tanikawayuka.co.jp/products/coolant/longlife_coolant.html

この製品は濃度60%で-50℃まで持ちます。
しかし90%まで濃くすると-35℃辺りが限界になります。
60-80%では能力は変わりませんが、濃くするとそれだけ多くの
LLCが必要になり、お財布に優しくありません。

という事でLLCを濃くすると、対凍結性能が下がる、費用が嵩む、
と言う致命的なデメリットになります。

Answer 3

寒冷地仕様のLLC濃度で、真夏に問題が起きることはありませんでした。静岡県でセールスが「初めて売った」という寒冷地仕様を使ってました。

また北海道実家の納屋（極寒だと外気－20度）では冬は外仕事をしないから軽トラを冬眠させてました。これも買ったままで何事もなかったです。

車庫保管なら、外気温－20度でも、ラジエターの水温度まで－２０になるとは思いづらいのですが。それだとウォッシャー液が凍りますね。

Answer 4

最大のデメリットは、無闇にLLCをいじってエアを噛ませてしまうことに尽きると思います。エンジンをかけながらやる方法がありますが、よほどのことがない限り、燃料と時間を大きく浪費するだけなので、あまりおすすめはしません。

今現在のLLC濃度はどのくらいなのでしょうか。ディーラーへ持っていき事情を話せば、濃度計で見てくれると思います。それから判断しても遅くはないでしょう。こちらで本州から仕入れたクルマを整備する際は、濃度計を見てから判断します。それでも-30度くらいまで濃度を上げれば、それで問題なく乗れるようになります。

そして、対象のクルマはホンダ車かスバル車、マツダ車、スズキ車ではありませんか。そもそも、これらのメーカーには「寒冷地仕様車」がありません。どういうことかと申せば、新車製造時から「寒冷地仕様車」として作り、暖地であっても寒冷地仕様車の仕様で販売するわけです。それでどうにかなったという例を聞いたことがありません。「LLC濃度を上げすぎれば冷却効率が悪くなりますよ」と言っても、それとて若干の話であって、然したる問題はないのです。ただし、寒冷地仕様車の区別がないのは、各社とも内製の車種に限った話となります。例えば、スバルで売っている全ての軽自動車と「ジャスティ」はダイハツ製なので除外され、ダイハツの基準が適用されて寒冷地仕様車の区別がある、ということです。

以上、札幌市民の意見でした。