BMW 3シリーズ セダン 「運転して楽しいことは間違いない。仕事で疲...」のユーザーレビュー

運転して楽しいことは間違いない。仕事で疲...

2009.7.26

総評

運転して楽しいことは間違いない。仕事で疲れていてもアドレナリンが沸いてきてしまい、気がつくとちょっと遠回りしてしまうこともしばしば。

裏返せば車の運転という作業に対して集中させられてしまう車でもあり、ハンドルに片手を添えて、目的地まで「ラク」に移動したい方にはもっと良い選択肢があると思う。

私は目的地まで「ワクワクして」移動したかったのでBMWを選び、大変満足している。

満足している点

1.BMWといえばストレート6と言われるが、ストレート4でも非常に滑らかに吹けあがる。また回した時のサウンドも4気筒としてはトップレベルの素晴らしさ。(ストレート6には及びませんが・・・)

2.2L(156PS)なのでトロいと思いきや、吹け上がりの良さも相まって、新型パサートの2Lターボ(200PS)並みの加速力は意外であった。
日本の道路事情では、これぐらいのパワーで必要充分。

3.ドイツ車にしては遮音性に優れており、大雨の高速走行時でも、タイヤハウス周りからの雨音侵入が非常に少ない。エンジンをぶん回しても、遠くからいい音だけが聞こえてくる。

4.ハンドリングは非常にリニアで正確。CMでクルミをよけるシーンがあったが、決して誇張ではない。もう1台所有するVWゴルフに乗り換えると、その差に驚く。リアでしっかり路面を噛みしめながら、スプーンでスイカをえぐるように鼻先がインへと向いていく感覚はたまらない。

5.ブレーキの効き、ペダルの硬質なタッチ共に、4ドアセダンとしては最良の部類と思われる。(ダストは酷いが)

6.ダンパーの動きが非常に滑らかで、硬い乗り心地ながらもしっとり感(高級感)を感じさせる。

7.高速道路では路面に吸い付く、というより路面に押し付けられるような安定感がある。横への瞬間移動(車線変更)も何の不安もなく思いのまま。

8.燃費が思ったより良い。
高速道路100km巡航で16km/L前後。
平均速度40キロ前後の一般道では13.5km/L前後。
　

不満な点

1.幅広なランフラットタイヤを履いているので、轍にハンドルをとられやすく、路面の良い道路以外では常に緊張感を伴う。

2.ドイツ車ではお決まりだが、オートライトとオートワイパーがおバカ。日本車を見習うべき。

3.日本での販売価格が高すぎる。
諸外国と違ってフル装備とはいえ、大して有用でない装備もあり、装備の内容と価格差を天秤に掛けると、どう考えても釣り合いがとれない。

ドイツではメルセデスのタクシーがあふれ、レンタカーで「安いやつを貸してくれ」と頼めば、BMW320iが出てくる。
日本でこそ、未だ「高級車」や「憧れ」だが、本国では「ちょっとイイ車」だ。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験