BMW 3シリーズ セダン 「世界を代表するＦＲセダン、ＢＭＷ３シリー...」のユーザーレビュー

世界を代表するＦＲセダン、ＢＭＷ３シリー...

2008.11.17

総評

世界を代表するＦＲセダン、ＢＭＷ３シリーズ

環境問題を考えると、もっと小型なクルマでもいいのでは？
という考えもございますが、本来の自動車の相反するともいえる特徴である「移動の手段」「快楽の手段」をバランスよくまとめているのは、このクラスのＦＲセダンではないかと思い、清水の舞台から飛び降りる覚悟で、購入いたしました。
低所得者ゆえに、新車購入はかないませんでしたが、中古購入でも最高の出物に出会うことができました！

もちろん、このクルマよりもスピードが出るクルマや、居住空間に優れるクルマは山ほどございますが、ただゆっくりと走るだけで満足できるクルマは、このクルマ以外にはそうはないと思います。

確かに、購入のコストや、維持のコストは安くはないですが、このクルマの寿命(生活必需品としての寿命、快楽の道具としての寿命)は、他のクルマに比べて遥かに永いので(現在でもこのクルマの大先輩である60s～80sのＢＭＷが多数駆け抜け続けています)、長い目で見て環境性能も抜群とも言えます。

新車では、まだまだ手が届きにくいＢＭＷ３シリーズですが、中古車でも満足度は全く変わりませんので、もし運転がお好きであれば、ぜひ一度手にされてみてください。

満足している点

☆今や世界的に見ても珍しい、ＦＲのコンパクトセダン。環境問題などの観点から、このサイズの高級車はもっと増えるべきだと思います。

☆さらに貴重な直６エンジン。低回転から高回転まで、エンジンの存在感が素晴しいのです。

☆ゆっくり走っても、確かなＦＲの高級かつスポーティーな走り。

☆ただ握っているだけでも気分が高揚するステアリング周りのインターフェイス。そして、操ることが、快感になる。まさに「駆け抜ける歓び」といえます。

☆乗り込む際に、ドアを閉めただけで感じることができる、ボディ剛性の高さ。包み込む感じが、安全性の高さを予感させます。

☆見えない所にまで行き届いている、インテリア質感の高さ。決して華美ではないのですが、全ての座席に座る乗員に高い満足を与えてくれます。

☆無駄に広くなく、息苦しいほど狭くない、計算されつくした居住空間。

☆豪華な装備品は少ないのですが、安全装備だけは当時のどの車にも負けていません。

☆決して軽くないボディに、３Ｌの大排気量エンジン搭載なのですが、燃費性能は悪くないのです。

☆個体差もありますが、かつての輸入車と違い、故障が少ないです。

不満な点

☆好きで買ったクルマですが、バランスを考えると、２．５Ｌや２Ｌ級のエンジンが載ったタイプ(３１８ｉ～３２５ｉ)で充分といえます。

☆素晴しいデザインですが、かつての２００２シリーズや先代のＥ３６型のように、世界に影響を与えたタイプに比べたら、ちょっと保守的に思えますね(次の世代のＥ９０で「攻め」のデザインになりましたが)。

☆私には、申し分ない室内装備類ですが、国産高級車を乗り継がれた方には、少々物足りなさを感じるかもしれません。

☆現代のコンパクトカーにも負ける居住スペースの広さ。ただし、運転する身になれば、少々タイトなこの空間がとっても按配が宜しいのです。

デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験