BMW 3シリーズ セダン 「トルク大爆発」のユーザーレビュー

トルク大爆発

2019.4.17

総評

４０ｋｇ/ｎの高いトルクを受けてもヨレないボディーとシャシーは見事。高速、峠、幹線道路全ての道で気持ちいいトルク感を味わえるのはこのディーゼルモデルだけ。そもそもの実燃費がいいのに加えて、軽油という選択はハイブリッドよりも経済的だ。今では下火だが欧州でこれほどディーゼルが売れているのも納得できる。
（いまだにベルギーではほとんど見かける乗用車はディーゼル車）

満足している点

以前E90を所有していた時に、感じたシャシー性能とハンドリングはより一層洗練されたものになり、これぞ世界的国民車という高次元の領域に入ったと思う。下のグレードでもメインユニットがターボになったことで、チューニングによって容易にパワーアップできる。私はディーゼルだったのでやらなかったが、ガソリンの３２０iユーザーは２名ほど、ブーストアップさせて自分３２８iを作っている人を知っている。そのようにしても十分に受け止めてくれるシャシーはマスタークラフトそのもの。

不満な点

人生初めてのディーゼル車に乗りました。妻に聞いたところ「音は気にならない」と言われたので、購入に踏み切りましたが、使っている３年のうちにやはり私としては「回らない」ことに不満を持ってきました。以前５シリーズの６気筒にも乗っていたことがあるので、各ギア毎に気持ちよくエンジンが吹き上がっていく感覚が染みついており、常用領域で引っ張っても４５００回転というレベルが最終的には不満になりました。音は抑えられているいっても、やはりガラガラとしたノイズは多少あります。

デザイン

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走行性能

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モリモリと盛り上がるトルク、８ATのスムーズな変速、Mスポーツならではの引き締まった足と、やや重たいステアリングギアレシオはドライバーを常に駆け抜ける喜びの世界にいざなってくれる。
乗っていくうちに不満を感じた点はディーゼルエンジン特有の回転数の低さ。それが気にならない人なら完璧なクルマ。今や新型も出て価格は下がっているので買い時だ。

乗り心地

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アルカンターラのシートの素晴らしさもあってか、ランフラットでも見事な乗り心地。特に運転席、助手席なら不満どころか、絶賛であろう。

積載性

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リアのトランクは非常に大きい。ワゴンにはかなわないが、敢えて言うが、国産の小型のミニバンよりも水平方向にはいろいろ乗せられると思う。

燃費

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１４ｋｍ/ｌ（ただし軽油！）
とても経済的。

価格

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故障経験

なし（３年間修理経験なし）