国産車とは違うのがBMWです。
ホンダレジェンド、トヨタウィンダム、アリストという国産ラグジュアリー系の車から先代のE46 325iMSPO
2009.6.11
- 総評
- 国産車とは違うのがBMWです。
ホンダレジェンド、トヨタウィンダム、アリストという国産ラグジュアリー系の車から先代のE46 325iMSPO(MC後)を7年乗って、E90のMC後の335iMSPOに乗り換えました。国産ラグジュアリー系から乗り換えられる方にとってBMWという車は「慣れ」が必要です。私もそうでした。ハッキリ言って全然違うコンセプトの車です。アクティブステアリングのなかった先代E46はステアリングは重たいし、アクセルレスポンス(アクセルを踏んだ時の軽い感じとでもいいましょうか)も良くないし、国産車のような便利な機能もないし、325といえども決して速いわけではなかったし、、、でも楽しかったです。自分なりにカスタマイズする楽しみもありました。私は決して車マニアではありませんし、車の細かいことはわかりません。でも7年乗って、BMWが「車を操る楽しみ」を教えてくれたように思います。自分なりにかなり気に入っていたので、乗り換えるか乗りつぶすかで悩みましたが、最終的に1)最新のテクノロジーに触れたい、2)もう少しラグジュアリーに車を運転したいということで、335という大きな排気量の車に乗り換えました。その報告を次の長所、短所で述べたいと思います。
- 満足している点
- とってもラグジュアリーな車に変身しています。18インチのランフラットを履いていますが、前車(E46にアルピナのサスキットを入れて、なおかつ17インチレグノというBMW乗りにとっては超コンォート仕様)よりも快適性は高い、これは驚きでした。アクティブサスもあって、車庫入れも楽チン。洗練されたとってもスムーズな3リッターエンジンにターボということで動力性能も文句なし。アクセルの「つき」も全く問題なく、私にとっては、ほとんどチューニングという手を入れる「すき」が、ありません(ちなみにE46 325は電機系チューニングを施してアクセルの「つき」を良くしていました。)。MSPOのシートも先代より随分良くなりました。購入前はRECARO入れようかと考えていましたが、私にはMSPOシートで十分です。335では、装備も標準でかなり充実しています(もっとも不要な標準装備もありますが。)。先代の「華のない」無骨なインテリアも、多少「華やかさ」がでてきました。全体的に細かくいろいろな部分が改良され、7年の技術の進歩を十分に感じられます。
- 不満な点
- 短所ではないのですが、E46のほうが楽しかった感がありますが、
1)これは排気量の選択が一つの大きな理由と思います。E90購買の際には320, 325, 330(MC前)と3つの排気量の車に試乗、街乗りでは320で十分でそれなりに楽しかったのですが、今回の車購入のコンセプト「ラグジュアリーに乗りたい」ということで大排気量を選択しました。よって小さい排気量のエンジンをブンブン回すという楽しさがなくなったということと思います。2)アクティブステアリングは確かにコンフォータブルなのですが、路面の情報が伝わりにくいという面では、そうでないもののほうが楽しいように思います。これは乗る人の感覚の問題で、国産車に慣れた人にはアクティブステアリングは必須でしょう。
乗る人が車に「何を求めるか」で、同じ車でもその車が「いい」か、「悪い」か評価が変わると思います。BMWは「操る楽しさ」がある車です。E90は先代E46よりも快適性は格段に増して、なおかつより日本車風の味付け(「華やぎ」、「充実装備」など)があるように思います。あとは乗る人の好みの問題でしょう。出来ることなら、320のアクティブステアなしも買って、2台をその日の気分によって乗り分けたい!
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験