BMW 3シリーズ セダン 「本来のBMWとは少し違うBMW 2008.12から３年間乗りました(97000km走行)。父親の車でしたが結構な頻度で乗っていました。 家にある201」のユーザーレビュー

本来のBMWとは少し違うBMW 2008.12から３年間乗りました(97000km走行)。父親の車でしたが結構な頻度で乗っていました。 家にある201

2011.12.20

総評

本来のBMWとは少し違うBMW
2008.12から３年間乗りました(97000km走行)。父親の車でしたが結構な頻度で乗っていました。
家にある2010式E60 525iや、前にあったE90 320iMスポと比べるとかなり異色なBMWであったと思います。それは、日本仕様に仕様変更している箇所が良くも悪くも影響しているはずです。（細かくは下記に）
しかし、ワインディングでのコーナリング性能・直６ならではの中間加速の良さ、いざという時のブレーキ性能などはBMWそのものです。AT制御など、本来のBMWのフィーリングとはちょっと違うよ、とは思いながらも良い車でした。次にくるE91 320iツーリングが「最終型が最良型」のBMWであることを願っています。

満足している点

・直６エンジン：搭載エンジンは325iやE60の525iと同じ2500ccの直６ですが、日本仕様のチューニングで中低速のトルクが厚めになっています。なので、0-20km/hは320i(156ps仕様)の方が軽快ですが、その後は323iの方がスムーズにスピードが上がります。中間加速もとても良かったです。さすがに現在売られているターボ仕様車にはかないませんが・・・
意外と燃費も良かったです。都内一般道をエアコンONで走って7.5km~8km/Lでした。高速道路は11.5~12.8km/Lくらいでなかなか良かったです。
・室内スペースが広い：同クラスの車の中では全長が短めですが、私(身長185cm)がきちんと運転姿勢をとってもリアシートにはきちんとスペースがあります。個人的には今のCクラスよりもリアシート足元が広めになっているようにも感じました。トランクもFF車のように広大ではないですが、十分な広さでトランクドアのヒンジの形が良いので目一杯積めました。

不満な点

・ATの制御がすごく変：緩やかな上り坂でスピードを保つ程度のアクセル開度で走っていると何故か、どんどんシフトダウンしていました（DSモードよりもシフトダウンするくらい）525iや320iでは全く見られなかった現象で、同乗者がいるときはアクセルの開け方にはかなり気を使いました。本来、BMWにはAT変速の学習機能リセットをディーラーで出来るのですが、メニュー項目に323iだけリセットがないそうです。日本仕様の影響だったのでしょうか・・・
・前輪だけ真っ黒：ブレーキダストが国産車より多い事は疑いの余地なしの事実ですが、323iはフロントだけ早いペースで真っ黒になります。リアと比べると一目瞭然で黒かったです。マメな掃除が必要でした。
・エンジンオイルの減り：夏場の気温が高いときや、高回転多様でエンジンルームがかなりの高温になっている時、シリンダー内に微量のエンジンオイルを噴射して冷却する制御を行うそうです。そのせいか、5000kmくらい走るとエンジンオイル不足のアラートが・・・。ディーラーにはよくお世話になりました。たまに、送風もオイル臭かったので、運転中少し気持ち悪くなることもありました。

デザイン

-

走行性能

-

乗り心地

-

積載性

-

燃費

-

価格

-

故障経験