BMW 3シリーズ セダン 「BMWが拘るハンドリングとFR駆動の粋 結構以前に、レビューテーマにした事がありましたが当方の父は、レビューテーマのE90型(現行モデルの 初期型)の」のユーザーレビュー

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BMW 3シリーズ セダン

グレード:-

乗車形式:マイカー

評価

3

走行性能
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乗り心地
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燃費
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デザイン
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積載性
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価格
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BMWが拘るハンドリングとFR駆動の粋 結構以前に、レビューテーマにした事がありましたが当方の父は、レビューテーマのE90型(現行モデルの 初期型)の

2009.1.12

総評
BMWが拘るハンドリングとFR駆動の粋
結構以前に、レビューテーマにした事がありましたが当方の父は、レビューテーマのE90型(現行モデルの
初期型)の325iハイラインにのっておりました。
BMWが好きで、この前の愛車はE46型の330ciのMスポーツ・カブリオレに乗っていたのですが、E92型が出た年に、325iセダンのハイラインに愛車を変更したのです。
先日、3年半を共にしたこの愛車を手放すとの一報が有ったものですから 『それなら手放すまでに試乗させて頂戴』と、訪問して心行くまで試乗して参りました。
今までも、何度かはチョクチョクとステアリングを握った事がありましたが、今回はインプレを意識して乗って参りました。
このハイラインというグレードは、本革のパワーシートや木目内装を装備するラグジュアリ系の内装を持ち、Mスポーツと違いローダウンのスポーツサスや、エアロパーツを纏わない仕様のクルマでしたが、非常にカチっとした乗り心地で、シャープなハンドリングを持った純粋なスポーツセダンと称するに相応しいものでした。
FR駆動で50:50の重量配分を実現する事に頑なにこだわり、室内空間の確保のため? かは疑問ですが、車検証入れのスペースまで、グローブBOXでは無くトランクに装備してしまう拘りには恐れ入りました。
そんな、拘りに満ちたこのクルマについて、以下にて述べさせて頂きます。
満足している点
昔からシルキー6と称されるBMWの6気筒エンジンは、一つ前のE46型までは2000ccでも採用されていましたが、現在のモデルとなるE90型からは2500ccとなる、323i以上のグレードにのみ採用されており、この323iも325iと同じ2500ccのエンジンを積むのですが、付属デバイスの違いで若干325iよりも全体の出力が制限されています。
 話がそれましたが、レビューの車種325iのエンジンは、スタートスイッチを押下した時から、独特のスターター音を奏でて、エンジン始動して、オルガン式のちょっと重いアクセルペダルをあおってやれば、『シュオオーン♪』と、一気に高回転まで吹け上がる誠に気持ち良いサウンドと、一気に回転の戻りが楽しめる 名機で、6ATとの相性も抜群です。
 4気筒の2000ccに対して、結構高額な価格設定ながらも、6気筒エンジンに拘るユーザーが多いのも、このエンジンを見れば納得出来ます。そして、走り出してみるとやや重くて終始どっしりしたハンドリングながら、切った舵角にリニアに反応するステアリングは、以前テレビCMでみたカラスが胡桃を道路に置いた所を直前でサっと回避できるBMWのあのシーンそのものでした。
 ややもすれば少々、ステアリングがリニア過ぎて驚くこの感覚は、カテゴリーは違うのですがあえて、
ユーノスロードスターのハンドリングを総じて重くしたようなアノ感覚でした。
 同じ、前後50:50の重量配分でFRの駆動方式ならではの成立なのか・・そう、思わざるを得ないファンなハンドリングなのです。(実際はサスペンションによるところも大いに貢献しています)
 ハイラインは決してスポーツグレードではなく、ラグジュアリグレードですが、ランフラットタイヤ+BMWの足廻りでここまでスポーティーに振るのかと驚きました。ならばMスポーツとかは、どんなカンジなのか非常に興味が沸きますね。
 とにかく、上述2点の、エンジンとハンドリング。ココは、個人的には正直非の打ち所が無いものでした。
 普通に乗るなら323iや325iでも充分ですが、更にパワーが欲しければ330iや335i更には、ピュアスポーツのM3もE90セダンなら選択可能なのです。
不満な点
『じゃあ 弱点ないの?』って成りそうですが、このE90型は実際 輸入車のスポーツセダンではトータル評価が非常に高い一台なので、欠点を指摘するのは正直 気が引けますが、少々気になった部分をUPしてみます。
 日本で乗る上で1800mm超えの全幅はやはり過剰サイズで、特にタワーパーク等で1cmの事で入庫出来ないとかを意識してか、この度のマイチェンでE90型は日本仕様のみドアノブの形状を変更しどうにか1800mm以下にしたことからも、Dセグメントの車として考えた場合の利便性の疑問は伺えます。
 また居住性は、Aピラーの傾斜がきつい上、屋根も低いので、前の席に入ると結構寝たシートポジションを無意識に取らざるを得ません。このあたり、やはり年配の父は辛かったようです。
 低い屋根、傾斜したフロントガラス 等の圧迫感から、実際以上に視覚的に車内が狭く感じがちで、内装の塗装部分は色剥がれするパーツがあり(屋根車庫保管、2万キロ走行程度なのに・・)高額な車体価格の割には、特にインテリアの質感には?を感じました。
 また、後部座席もデザイン重視のドアカット・デザインをしているせいか、身長170cmの当方でさえ若干乗り降りがしにくい感じを受けましたが、後部座席は座ってしまえば前席との空間に余裕があり大人でも快適でした。 ルームセンターにドライブシャフトが通るFRならではのパッケージングながら、そういった窮屈さの不快感は感じませんでした。
 あと、納得できないのがやはり新車の車両価格。当然、BMWとしてのプレミアム料込みの値付けなのは理解していますが、やはり2500ccの欧州他社の競合車種と比較しても、御高めです。これは、3シリーズに限らず、1~7までの全BMWに言えそうですが、ランフラット、FR、独自の安全デバイスは理解しているつもりですが、個人的にはやはり割高感は否めませんでした。
 一番、ショックだったのが、コレだけ高額な新車価格の割には、リセールが極めて低かった事。
 いまや、E46型時代までは、下取り相場が高値安定といわれていた3シリーズ神話も、不況の今は崩壊してしまっていました。
 でも『例え、そんなネガが有ろうが、BMWの魅力に変わりはない!』って思えるオーナーが多い事、
それこそがこの車がコンスタントに売れ続けている理由なんでしょうね。
デザイン

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走行性能

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乗り心地

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積載性

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燃費

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価格

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故障経験

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