ニックネーム非公開さん
BMW 3シリーズ セダン
グレード:325i_RHD(AT_3.0)
2010年式
乗車形式:マイカー
E34(325i、E45(323i, 325iMスポ)E90(323)と乗り継ぎ、今回で5台目のBMWであるが、最も感動的であったのはE46Mスポで
2011.1.16
- 総評
- E34(325i、E45(323i, 325iMスポ)E90(323)と乗り継ぎ、今回で5台目のBMWであるが、最も感動的であったのはE46Mスポであった。ハンドリング、ブレーキング、加速のどれをとっても官能的で通勤が楽しみであった。
逆にがっかり度が大きかったのはE90の323i。325との価格差50万円でレザーシートと17インチホイールをオプション設定したが、パワーダウン分と6気筒設定の坂道発進用ブレーキング装置のおかげで出足は最悪。軽トラにさえ発進時においていかれるほどであった。ランフラットタイヤのおかげであのスムースなハンドリングは影をひそめ、ちょっと深い轍にハンドルを取られてはあわてて修正というみっともない運転を余儀なくされた。タイヤ交換時にノーマルのラジアルにして、やっとあのBMWらしい感覚を味わうことが出来るようになった。
乗り換えるつもりは無かったが、2度目の車検を前にセールスマンに泣きつかれ、また値引きの上乗せがびっくりするほど大きかったのに目がくらみ買い換えてしまった。
排気量が3000CCでリーンバーンエンジンとなり、エンジン特性が変わってしまった印象である.低回転時がさついてスムースさに欠け、シルキーシックスの看板を下ろすべきとさえ思われる。直列6気筒も整理が進み3000CCのみとなり、消えていくのも時間の問題でしょうか。
印象悪かったランフラットタイヤはようやく熟成され、出足も大衆車並みにはなったので、評価すべきか?idriveが標準装備となり、国産上級車並となったが、年寄りには操作が複雑過ぎて覚え切れず宝の持ち腐れとなっている。
E90となった時馴染めなかった外観は、今ではデザイントレンドの先端を走っており、この面でのBMWの力量を見直した。
何のかんのと言いましたが、それでもやっぱりトータルには満足しているからこそ、他車に乗り換えることなく3シリーズを乗り継いでいるわkです。
- 満足している点
- トータルバランスが秀逸。安全性、走行性、車格など保有していて満足できる点が、プレミアムカーとして先ず評価できる点である。
E90を乗り継いだので、前期と後期を比較しての印象を主に述べると、先ずランフラットタイヤの進歩は高く評価できる。サイドウオールの硬さからくるしなやかさの欠如、ちょっとした轍にも過剰反応して直進性が乱される欠点はかなりの程度まで改善されている。前期モデルはタイヤ交換の際、ヨコハマユーロデシベルに変えたが、それに近いレベルに達している。これで軽量化が進めば言う事なし。
ハンドリングもやや軽くなり、非力な女房にもさほどの負担とはならなくなった。とは言え、相対的には重い部類に入るが、個人的には好ましい。
バッドの材質によるのかと思うが、大変好ましかったE46iMスポーツのブレーキタッチに近い感触が復活した。E90前期型にあった、パッドが硬すぎて踏み初めに空走するような感覚がなくなったのは嬉しい限りである。
idrivwやキーレスシステム等、国産上級者なら当たり前の電子装備はそれなりに便利であるが、信頼性に問題なければ良いがと願う。前期型ではドアロックのヒューズや吸気バルブのセンサーの故障で馬鹿にならない修理費がかかったので、敢えて信頼性に触れた次第である。
リーンバーンにしたり、ブレーキ回生システムを取り付けたりと燃費向上に努めたとのことであるが,未だ1,000kちょっとの走向距離であたりもついていないが、10%程度の改善がみられる。これは評価したい。
- 不満な点
- 電子関係の操作をひとまとめにしたのは良いが、年寄りにはなかなか馴染めず、また覚えきれない。結果として宝のもちぐされになってしまうので、アナログ的操作が選択できる工夫を願う。
ウッドパネルと称しているものの、実はプラスチックである。これは自らプレミアム性を否定することであり、コストアップになっても是非改めて欲しい。金をかけるべきところにかけるのであれば、納得して払うものだ。
- デザイン
-
-
- 走行性能
-
-
- 乗り心地
-
-
- 積載性
-
-
- 燃費
-
-
- 価格
-
-
- 故障経験