BMW M5 「M3では子供っぽいというアナタに」の専門家レビュー ※掲載内容は執筆日時点の情報です。

山田 弘樹
山田 弘樹(著者の記事一覧
自動車ジャーナリスト
評価

3

デザイン
3
走行性能
3
乗り心地
4
積載性
3
燃費
2
価格
2

M3では子供っぽいというアナタに

2021.9.27

年式
2017年10月〜モデル
総評
いつまでも愛車で気持ちよく走っていたいと願うシニアにとって、最高のパートナーとなる一台。
満足している点
速さはもちろん素晴らしいのだが、その走りは刺激よりも質感の高さを求めている。そこがM3/M4と大きく異なる部分で、最大の特徴だと言える。
不満な点
強いて言えば価格の割にその存在感が希薄なところだが、それはM5を求めるユーザーの本質だと思う。目立たずとも本格派。AMGではなくMを選ぶ理由がそこにあると思う。
デザイン

3

5シリーズボディがベースとなるだけに、M3より全長で185mm、全高で40mmのゆとりあるボディ(全幅は1905mmで同じ)。キドニーグリルも横には長いがコンサバで、全体的にM3より大人っぽい雰囲気に仕上げられている。
走行性能

3

600PSを発揮するV8エンジンのパワーを、M xDrive(4WD)が巧みに受け止める。FRのように旋回し、4WDのトラクションで安定性を高める走りは芸術的。
乗り心地

4

5シリーズの車格だけあって、高いスタビリティを発揮しながらも、その乗り味は非常にしなやか。
積載性

3

530Lの容量があれば、大抵の状況はクリアできるはず。
燃費

2

残念ながら燃費については国内での数値の発表はないが、M5コンペティションもうまく走れば8〜9km/Lには届くのでそのくらいだろう。あとはオーナーの自制心にかかっている。
価格

2

1814万円〜というプライスは国産車とはもはや比較ができない価格帯だが、その性能とプレステージを考えれば納得せざるを得ない。同価格帯の欧州車のライバルと比べてもスポーツ性は一番高く、指名買いする理由は十二分。
山田 弘樹
山田 弘樹
自動車ジャーナリスト
自動車雑誌「Tipo」の副編集長を経てフリーランスに。編集部在籍時代に参戦した「VW GTi CUP」からレース活動も始め、ワンメイクレースやスーパー耐久に参戦。この経験を活かし現在執筆活動中。愛車は86年式のAE86と95年式の911カレラ。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員A.J.A.J.(日本自動車ジャーナリスト協会)会員
BMW M5 新型・現行モデル

査定を依頼する

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?

あなたの愛車いまいくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離

※ 掲載しているすべての情報について保証をいたしかねます。新車価格は発売時の価格のため、掲載価格と実際の価格が異なる場合があります。詳細は、メーカーまたは取扱販売店にてお問い合わせください。